和光市にある牛房八雲神社は、東武東上線の成増駅南口から、歩いておよそ18分。
駅から少し距離があるので、目印とともに行き方からご紹介します。
まず成増駅南口を出て、大通りに向かって直進し、横断歩道を渡ります。
さらにミスタードーナツを通り過ぎ、次の十字路を右折し、直進。10分程歩き続けると、セブンイレブンが見えてきます。
セブンイレブン前の横断歩道を渡り、百段階段という石造りの急な階段を上がってくださいね。
階段はけっこう急なので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
階段を上りきったら左折し、牧山ピアノ教室前の分岐を右折します。
次の十字路を左折し、直進。住宅の間の小道に「牛房八雲台憩いの森入口」と書かれた茶色の看板があるため、その小道を進むと牛房八雲神社がありますよ。
歩くのが大変なら、バスを利用するのがおすすめ。
その場合は、成増駅ではなく和光市駅南口から市内循環バス(南コース)に乗ります。牛房コミュニティセンターで下車したら、徒歩1分で到着しますよ。
市内循環バスは和光市駅南口を通過する便もあるため、 時刻表を確認してからお出かけしてくださいね。
秋を感じられる小道を通って
実は、牛房八雲神社への行き方はいくつかあります。
消防分団建屋脇に牛房八雲神社の参道階段があるため、石段を上がって社殿に向かうことも可能。
神社は高台にあるため少し急で、1段1段高さのある石段を上がっていく必要があります。
しかし、階段の真ん中に手すりがあるため、高齢の方や小さなお子様もゆっくりなら登ることができそうです。
石段を上がって社殿に向かう途中には小道があり、木々が生い茂り、鳥の鳴き声が聞こえてきます。
足元にはたくさんのどんぐりや落ち葉が落ちており、秋を感じさせます。木々の隙間からは、街の景色を眺めることができました。
特別緑地保全地区に指定されています
牛房八雲神社の創建は不明で、近くにある観音寺の境内社として創建したと言われています。
聖観音と地蔵菩薩を祀る松竹山観音寺のバックには、緑豊かな斜面林。
この林は、土地所有者から緑豊かな緑地として後世に残したいと土地の寄付があり、平成27年2月23日に 特別緑地保全地区として都市計画法により指定されたのだそう。
特別緑地保全地区に指定されると宅地造成や森林の伐採が規制されるため、森林の保全・育成を図れるそうですよ。
神社周辺の「牛房八雲台特別緑地保全地区」には、主な樹林としてエゴノキ、エノキ、シラカシ、コナラ、ヤマグリ、イヌシデ、ケヤキなどが立ち並んでいます。
心地よい風が吹いています
牛房八雲神社は牛房八雲台憩いの森と呼ばれる広場の中にあり、2名がけのベンチが2基あります。
社殿前にある小さな鐘を鳴らすことはできますが、お賽銭箱は鍵のかかった社殿内にあり、お賽銭はできなさそうでした。
神社のある牛房八雲台憩いの森の広場には大きな木が立ち並び、神社周辺は日陰になっています。
駅からずっと歩いてきたため、風が吹くと葉が揺れる音と風が心地よかったです。
実は牛房八雲神社は、近くにある観音寺の横にある「牛房コミュニティセンター」の裏山に位置しています。
牛房コミュニティセンターのそばにある階段からも、神社へ向かうことができますよ。
神社までは、緑豊かな坂道や階段を通るため散歩やちょっとした運動にもぴったりです。歩きやすい靴を履いて、ぜひ訪れてみてくださいね。
牛房八雲神社
住所:埼玉県和光市白子2丁目28-17
アクセス:東武東上線成増駅から徒歩約18分