「近所のおばぁちゃんが軒先で営んでいるお団子屋さん」や、「商店街の一角にある手作りの和菓子屋さん」で売っているお団子や大福の素朴なおいしさが大好きです。
私が子どもの頃には「町の小さな和菓子屋さん」をよく見かけたものですが、近頃は昔なじみのお店が店じまいをしてしまったり、しばらく見ないうちに他のお店になっていたりと、少しさみしい気持ちになっていました。
そんな時に、新座市野火止のお米屋さん「武蔵野穀販」さんで手作りの和菓子を販売しているという情報をゲット!
これは吉報!と、さっそく訪問してまいりました!
地元の常連さんがたくさん!新座で愛されるお米屋さん「武蔵野穀販」
武蔵野穀販さんは、新座市を代表する観光名所「平林寺」のお隣にあります。ここ野火止にお店を構えてからおよそ50年、地元住民や近隣の市にお住まいのみなさんから長年愛されている「町のお米屋さん」です。
店頭に「和菓子」の看板は出していないにもかかわらず、口コミでどんどんお客様の輪が広がっているのだそう。かく言う私も、口コミから武蔵野穀販さんを知った一人です。
駅からの距離はわりとありますが、新座・志木・朝霞台・ひばりヶ丘・東久留米の各駅からバスでのアクセスが可能、店頭には駐車できるスペースが数台分あるので、自家用車でも来店できます。平林寺観光の際にお散歩がてら寄り道するもの良いですね。
店主さんこだわりの商品ラインナップ!
店内に入ってみると、正面に向かって左側の棚にお米やお塩、砂糖類が陳列してあります。
中央のテーブルには手打ちのうどんやおこわ、右手のテーブルにはおにぎりとから揚げのセット、そして正面のショーケースの中に和菓子と単品のおにぎりが。
左手棚の上にある米俵にテンションが上がり近付いてみると、
国内各地から仕入れているお米や、伊豆大島の海水100%を原料として作られている「海の精」のお塩(これ、我が家でも愛用しています)、てんさい糖など、店主さんのこだわりが感じられる商品が並べられています。
お米は新潟県や宮城県などから、厳選したものを仕入れているのだそう。プロが厳選したお米、おいしいに違いないですよね!
金曜、土曜限定で購入できる売り切れ必至の和菓子やおにぎり
そうそう、今回武蔵野穀販さんを訪れた目的は和菓子を購入することでした!
ショーケースをのぞいてみると、まだ午前中だというのに売り切れや残りわずかとなっている商品が多数。人気のほどがうかがえます。
この日はお団子三種類(みたらしだんご、あんだんご、草だんご)を購入しました。
やわらか食感のお団子に、甘さ控えめのみたらし餡とこし餡が絶品!草だんごはヨモギの香りをしっかりと感じられます。お団子自体がとてもおいしくて、餡なしでも食べてみたいと思ってしまいました。
一口食べてみてすぐにリピート決定のお団子たち。常連さんが多いのも納得です。
和菓子を買うつもりが、おにぎりとから揚げがあまりにもおいしそうだったため、ついつい追加購入してしまいました。そしてこれが大正解。
お米屋さんがつくるおにぎりなだけあり、おいしいさ100点満点!そしてお醤油と酒、ショウガ、ニンニクのシンプルな味付けのから揚げも絶品でした。
お団子がおいしすぎたため、後日、玄米の大福とプレーンな大福、草大福を購入してみましたが、こちらもとてもおいしかったです。
武蔵野穀販さんの和菓子は甘さ控えめなので、いくらでも食べられそう。みなさん食べすぎ注意ですよ!
季節限定の和菓子も要チェック!
武蔵野穀販さんでは、季節ごとに限定商品も販売されます。苺大福やブルーベリー大福、マスカット大福など、どれも「映える」うえにおいしそうなものばかり!
取材した日はちょうど限定品の販売がされていないタイミングだったため、店主さんからお写真を提供していただきました。
季節限定の和菓子の販売状況は、お店のInstagramでチェックしてみてくださいね。
また、武蔵野穀販さんは地域のイベントにも度々出店しています。写真は9月に朝霞市で開催されたイベントの時に撮らせていただいたものです。イベント出店情報もInstagramにて要チェックです!
武蔵野穀販
住所:埼玉県新座市野火止2丁目10-13
アクセス:JR武蔵野線「新座駅」から徒歩約35分
新座駅・志木駅・朝霞台駅・ひばりヶ丘駅・東久留米駅から西武バスに乗車し、「平林寺」バス停下車後徒歩すぐ
TEL:048-481-5600
営業時間:10:00‐17:00
テイクアウト 金曜、土曜 9:30-17:00
定休日:日曜、月曜