鶴瀬駅東口から歩いて10分ほどのところにある老舗の「(有)新井製麺所」に行ってきました。店構えから長年続けてきたお店という雰囲気がしっかりわかります。
埼玉県といえば小麦文化
埼玉県といえば小麦文化がさかんです。このあたりでも昔から冠婚葬祭には必ずうどんが振舞われるという環境で私も育ちました。
最近、製麺所って見なくなったな!と思っていたので、発見したときは懐かしくてうれしかったです。お店の方に聞いたところ、もうすぐ創業60年になるとか!長年地元で愛されているのがよくわかります。
店内には、うどん・そばのラインナップ!
お店入ってすぐにショーケースがあります。
ただ、そこで麺を販売しているわけではなく、麺のラインナップメニュー写真があるだけ。注文は、対面式で口頭で伝えるシステムです。
訪問した日のラインナップは、手打ちうどん(ゆで)・手打ち生うどん(1パック700g)・日本そば(ゆで)・日本そば(生)・細うどん(ゆで)・細うどん(生)・餃子の皮がありました。価格も1玉105円~とお手頃で買いやすいと思います。
今回は、手打ちうどん(ゆで)を2玉で230円と、手打ち生うどん(1パック)580円のものを購入してきました。
ゆでうどんは、家族に応じて1玉から好きな玉数を購入できるのがうれしいです。
生うどんは、パック売りで約5人前入っているとのことでしたが、冷蔵庫で1週間も日持ちするとのことだったので、多めでも大丈夫かな?と思い購入しちゃいました。
手打ちうどん(ゆで)が一番人気
家でゆでる必要がない「ゆでうどん」は、楽々なので人気なのがよくわかります。私が購入したあとのお客さまも、10人前のゆでうどんを注文してました。
タイミングによりうどんのストックがなかった場合は、ゆでるのを待つことになるので、大量に必要だったり、時間がなくてすぐに持ち帰りたい場合は事前に予約の電話をすることをおすすめします。
購入した「手打ちゆでうどん」は暑い日に、そのまま「ぶっかけサラダうどん」として食べました。持ち帰ってみると、うどん全体がくっついていたので水にさらしてから、どんぶりに入れてそのままサラダを上にのせて、麺つゆかけてできあがり!という5分で完成という幸せな食事準備でした。
手打ち生うどんはコシがしっかり!
「手打ち生うどん」は、ゆで時間が5分~8分となっていたので6分ゆでてみたら、ビックリするほどしっかりしたコシのある麺で最高でした。
コシを楽しみたかったので、そのままストレートの麺つゆでザル麺として食べました。想像以上に、ボリュームがありしっかりお腹にたまります。昔懐かしい、いわゆる「おばあちゃんが打ってくれたうどん」という素朴でシンプルながら、しっかり小麦の味が楽しめる麺でした。
冷たいうどんに、温かい汁で食べるというのが地元の食べ方として定番でもあるので、今度はその食べ方もしたいと思います。
年末には年越しそば用も販売
そばも通常から扱っていて、年末の「年越しそば用」も対応しているとのこと。事前に注文しておくと安心ですし、近所で気軽に購入できるのは嬉しいですね。
製麺所がこんな住宅街にあるのは、非常に嬉しいです。しかも、昔ながらの「手打ちうどん」は、仕込みするのに体力使います。「おいしいものを届けるために、昔ながらのうどん文化継承のためにも、がんばっています」とのことでした。ぜひこれからもがんばって、ずっと残り続けてほしいお店です。
食事の用意をするのがめんどくさい!というときの救世主としても、使い勝手のいいお店だと思いますので、ぜひ一度、訪問してみてください。
新井製麺所
住所:埼玉県富士見市鶴瀬東2-2-6
アクセス:東武東上線「鶴瀬駅」東口から徒歩約10分
電話番号:049-251-1091
営業時間:10:00-16:30
定休日:日曜日・祝日(臨時休業あり)
駐車場:無
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。