志木駅から徒歩6分程のところに、煮込み料理店「参寸胴―SANZUNDOU」がOPENしました。
これから肌寒くなってくる季節に、煮込み料理はピッタリですね。
かく言う私はもつ煮が大好き!
こんな近くに煮込み専門店ができてくれるとは感激です。
OPENしたてに行ってやるぞ!と意気揚々で向かいましたが…。
その日はなぜかお店の電気がついていませんでした。
不思議に思っていたところへ、店主さんたちが挨拶をしに出てきてくれました。
「こんにちはー」なんて挨拶をかわしつつお話すると、
「明日からOPENなんですよ!…って、わざわざ食べに来てくれたんですか?!また来てくれますか?!」
と言われてしまいました。
まさかOPEN前に行ってしまったとは。お恥ずかしい!
と言うことで、日を改めて行ってきました!
みんな注目のお店!
リベンジ当日。時刻はちょうどお昼の12時。
お店の前まで行くと、中にいた女性と目が合いました。
「あぁ!!!(全力の笑顔)」
女性の笑顔を見て、自分のことを覚えていてくれたんだとうれしくなっちゃいました。
店内はもつ煮屋さんらしからぬ、オシャレな雰囲気。
カウンター席や、高いテーブルは、まるで居酒屋さんというよりバーという表現が合いそうです。
さて、ちょっとドキドキしつつランチメニューを見ていきます。
私と友人、それぞれ「モツ煮込み定食」と「魯肉飯(ルーローハン)定食」を注文しました。
ちょうど私たちの席が入口側だったこともあり、待っている間外を眺めると、お店の前で足を止めている人たちを何人か見かけました。
女子大学生の方や、5~60代くらいの女性や男性が、ジッと表の看板に注目していました。
思わず、「ここの煮込み、食べていきませんか!」と叫びたくなっちゃいました(笑)
アツアツ!店主のこだわり煮込み料理!
まずは「モツ煮定食」。
こんなにオシャレなモツ煮定食は初めて見ました。陶器のお皿に盛られていると、より一層おいしそうに見えますよね。
左上のサラダはごま油で和えられ、お塩が少しふりかけられています。シンプルですがおいしいです。
そして、メインのモツ煮は全く臭みが無く、しっかり味がしみ込んでいます。大根やニンジンもトロトロ。ご飯が進みます。箸が止まらない!
モツ煮を口に含み、ご飯をかきこみ、わかめスープでほっと一息。
ご飯にたくあんがのっているのも個人的にうれしいポイント。
「たくあんをかじるとき、すごくうれしそうにしてたね」と、友人に言われてしまいました(笑)そんなたくあんは、モツ煮の箸休めにちょうど良いです。
こちらは「魯肉飯定食」。
私が知っているルーローハンは、角煮が刻まれてご飯にのったスタイル。ですが参寸胴さんのルーローハンは、お皿に大きな角煮がドーン!とのっています。
予想外すぎてテンションが上がってしまいました。
しっかり煮込まれた角煮は、ほろほろトロトロです!
八角の香りが食欲をそそる!
台湾気分を味わえます!(私は台湾に行ったことないですが笑。)
添えられた紅生姜は、濃い味のお肉と相性バツグン。
味がしみしみの煮玉子もおいしいです!
最後のシメはやっぱりデザート。
「ジャスミンのムース パッションマンゴー添え」と「黒糖バナナチョコケーキ」です。
ジャスミンのムースはふわふわの食感。
ムースだけで食べると優しいまろやかな味わいですが、そこにソースをかけると酸味のアクセントが加わって、クセになる味です。
バナナケーキは、しっとりしていておいしいです。私もお家でこんなケーキ焼いてみたいなと思っちゃいました。
お腹いっぱい大満足です!
なんでモツ煮?
お店の方に、なぜモツ煮のお店にしたのか理由を聞いてみました。
なんでも、店主さんが煮込み料理好きとのこと。3つの寸胴鍋で煮込み料理をつくっていたらおいしくできたため、好きが高じてお店を開くことにしたそうです。
店名も寸胴鍋からとって
3つの寸胴鍋→「参寸胴」
にしたとのこと。
ちなみにルーローハンは、特に手間ひまがかかるとのこと。
その手間の分、とてもおいしい食事をさせてもらった気がします。
気さくな店主さんと奥さんのいる「参寸胴」。
皆さんもぜひおいしい煮込みを味わってみてくださいね。
参寸胴 -SANZUNDO-
住所:埼玉県新座市東北2-13-24
アクセス:東武東上線志木駅南口より徒歩6分
TEL:070-1270-5503
営業時間:ランチ 11時30分~14時30分
ディナー 17時~21時
定休日:日曜日