今回紹介するのは、レトロな雰囲気がたまらない喫茶店「珈琲専門店 グッチ」。
東武東上線ふじみ野駅東口から、約12分ほど歩いたところにあります。
「コーヒーの店グッチ」と書かれた看板が、目に留まります。
※商品価格（税込）は、2024年1月時点のもの。
扉をあけると異国情緒を感じさせる店内
創業は44年。
昭和レトロを感じさせる外観です。
店内に入ると、たくさんの装飾に驚かされます。
壁に隙間なくびっしりと飾られた洋風のお皿や海外の紙幣。
紙幣は、現在ヨーロッパはユーロですが、当時使われていた各国の紙幣が額縁に入れられて飾られていました。
カウンターから顔を出してくださったのは、おしゃれな店主。
気さくに出迎えてくださいました。
席数はカウンターが4席、4名掛けのテーブルが4卓。
テーブル席横の窓にはステンドグラスが飾られていて、太陽の光を受けて、キラキラと輝いています。
コレクションは旅好きの店主さんが世界を巡って集めたもの
これらの装飾品コレクションは、店主さんが集めたもの。
店主さんは海外旅行が趣味で、ほとんどすべての国を巡られたそうです。
特にヨーロッパが、お好きとのこと。
ヨーロッパはすべてまわり、各国を2度以上は訪れているとうかがいました。
訪れた国には、15日間ほど滞在して観光地だけではなく、地元の穴場スポットを巡るのがお好きだとのことです。
海外旅行が大好きなオーナーが喫茶店をはじめたのは、喫茶店を営むことが夢だった旦那さんに、お願いされたことがきっかけだったそう。
昔は喫茶店の周辺が田んぼや畑だったらしく、農作業を終えた方々が、毎日20席を取り合う人気ぶりだったとか。
多い日で140人ほどのお客さんが、来店されたといいます。
喫茶店の収益は、すべて使っていいと旦那さんに言われていたようで、旅行をするか働くかの毎日だったといいます。
リーズナブルな昭和レトログルメ
そんな当時の看板メニューは、クレープでした。
オープンした当時は、クレープが日本に流行りはじめたころ。
看板にもクレープと書かれていましたが、残念ながら現在はクレープはメニューから姿を消してしまいました。
現在の人気は、ナポリタン（600円）。
その他にもビーフカレー（700円）・ピラフ（600円）・クリームソーダ（500円）など、喫茶店の定番メニューが並んでいます。
しかもメニューは、どれもリーズナブル！
昭和グルメの影響もあり、注文する方が多いようです。
どこか懐かしいウィンナ・コーヒー
今回取材で訪れた時期が冬だったこともあり、体を温めるためウィンナ・コーヒー（500円）を注文しました。
お洒落なカップに入ったウィンナ・コーヒー。
生クリームがたっぷり盛られ、甘く体を温めるにはぴったりの一杯でした。
お子様と一緒に訪れるよりも、ひとり時間を誰かと一緒に過ごしたい時に訪れたい喫茶店。
店主さんのコレクションを旅行の思い出と共に、お話してくださいます。
聞いているだけで、旅行した気分になり、夢が膨らんでしまいますね。
旅行好きには、ぜひ訪れて欲しいノスタルジックな雰囲気あふれる喫茶店です。
みなさまもぜひ、グッチで旅行気分を味わってみませんか？
珈琲専門店 グッチ
住所：埼玉県ふじみ野市苗間507-47
アクセス：東武東上線「ふじみ野駅」東口から徒歩約12分
電話番号：049-264-9963
営業時間：9:30～18:00
定休日：不定休（営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。）
駐車場：有（3台）
現金のみ
