新座と言えば何が有名?と聞かれれば、「野火止用水」と答えることがしばしば。
野火止用水とは、玉川上水から新座市を通り、志木市の新河岸川まで続いている全長24kmの用水路です。
1653年に開削され飲料水として利用されてきた野火止用水は、1944年に埼玉県の史跡に指定されました。
情報は知っているものの、実際に見たことは無かったので行ってみることに。
今回は新座エリアを散策しました。
ちょっとした発見も・・・
自宅から野火止用水まではそこそこ距離があるため、今回は自転車で行きました。
これがなかなかいい運動になります。
さて、平林寺大門通りにある新座市役所の前を進んでいきます。
新座市役所、見た目がスタイリッシュでカッコいい外観です。
駐車場も広く、芝の緑がキレイです。
またオープンテラスがあり、ひと休みできる居心地の良さそうな空間です。
ステキな市役所ですね。
市役所を通り過ぎ、野火止用水を目指して進んでいきます。
おっとコレは・・・。
「タヌキ出没注意」の看板!
ここでもタヌキを見かけることがあるのですね。
新座市は東京に近いですが自然の豊かさを感じます。
さて、交差点を曲がり進んでいくと「だんご」の旗が。
ここではおにぎりを買えると聞いたことがありましたが、お団子も買えるとは・・・。
お米屋さんのお団子、美味しいに決まってる!と思いましたが、今回は自転車だったため次回の楽しみに。
歩いてきたときにここでおにぎりやお団子を買って、旅のおともにしようと思います。
散歩にもってこい♪
自転車をこぎ続け、ようやく野火止用水のスタートラインへ。
ではさっそく、新座市民総合体育館横から散歩をスタート!
自転車から降りて、辺りを見ながら進んでいきます。
歩いていくと木々に何か巻き付けられているのを発見。
「クヌギ」と書いてあります。これが何の木かわかるようになっていますね。
まわりにはドングリに「まっくろくろすけ」がついていて可愛い!
誰が作ったかはわかりませんが、他の木々にも色んなデザインの名札が巻き付けられています。
中にはだるまさんがついているものもあり、個性豊か。
それぞれ飾り付けが違うので見ていて楽しいです。
ここは木々が生い茂っており、日陰になっていて涼しいです。
緑は鮮やかで気持ちが良いですね。
ちなみにこの道からすでに野火止用水が隣を流れています。
水は底まで見えるほど澄んでいてキレイです。
途中にはマレットゴルフと呼ばれるスポーツをする広場がありました。
雑木林だけが広がっていると思っていたのでちょっと意外でした。
さらに進んでいくと「本多の森お花畑」という看板を発見。
今の時期は青いお花が咲き乱れていますよ。
ここは3,000㎡の敷地で、春は菜の花、夏はヒマワリが咲くそうです。
満開のヒマワリ、見てみたいですね。
用水路がある通りに戻り、歩いていくと、今度は「ホタルの復活実験中」という文字を発見。
ホタルが育つ環境を守っているのですね。
新座市では「ホタルの夕べ」というイベントも開かれており、ホタルが光る姿を実際に見ることができるそうです。
ホタルを見られる環境は今の時代そうそうないですよね。このイベントはぜひ1回は行ってみたいものです。
野火止用水があるこの雑木林は、自然を存分に味わえる散歩道でした。
東京の近くでこんな自然を味わえるのは良いですね。
皆さんもぜひ、こもれび溢れるこの道を歩いてみてください。
今回の道順
野火止用水
住所:
埼玉県新座市、朝霞市、志木市
東京都立川市、小平市、東大和市、東村山市、東久留米市、清瀬市
交通:
(1)JR武蔵野線新座駅から徒歩で15分(下流)
(2)西武池袋線清瀬駅から徒歩で10分(上流)
(3)東武東上線志木駅から徒歩で5分(緑道・遊歩道)