2020年8月に開催予定だった「彩夏祭」。
よさこいフェスタや花火の打ち上げ、音楽イベントなどが開催され、地域が一体となって盛り上がりをみせる朝霞市民の夏の恒例イベントでしたが、今年はコロナウィルス感染拡大防止のため10月に延期となり、残念ながら中止が決定…。
ですが、彩夏祭が開催されるはずだった10月24日に、新たなイベントが開催されました。
その名も「ASAKA STREET TERRACE(アサカ ストリート テラス)」。
「アサカ ストリート テラス」は、市内飲食店などの販売機会・集客を目的とした取り組みです。なんでも、「商店街」と「公共空間」を会場にして、全面テラス席化で開催されるとのこと。
このスタイルは、withコロナ時代の経済活動や生活様式のヒントを探る実証実験も兼ねているそうです。
ちなみにこのイベントは、今話題の「GO TO 商店街事業」に採択されたことで実現したそうですよ。
「朝霞市民として、これは気になる!」
そう思い、どんなイベントなのか実際に行ってきました!
新イベントは大盛況!
イベント会場は、朝霞駅南口前広場~商店街~シンボルロードです。
スタートは朝11時から。
イベントでお昼ご飯を楽しもうと思っていたので、私は12時前くらいに行ってみました。
地元のみなさんは、このイベント知ってるのかな?と思っていましたが、そんな心配はありませんでした。
会場に到着したときには、すでにたくさんの人たちが楽しんでいました。
テレビの取材カメラもチラホラ。結構注目されているようです。
お餅や焼きそば、イタリア料理、お酒など、様々な飲食店が出店していました。
どこのお店も大盛況!
活気づいている光景から、元気をもらいました。
子ども達も外でのびのびお絵描き!
商店街から消防団通りに入ってみると、色とりどりの絵が一面に描かれているのを発見。地面が大きなキャンバスと化していて、これはもはやアート!
みんな思い思い、チョークでお絵かきをしていて楽しそうです。
子どもたちにとって、外でこんなにお絵かきができるのはうれしいはず。
私が子どもだったら、間違いなくテンションが上がってずっとここに居そうです(笑)
ミニライブの演奏にウットリ
駅前広場、商店街、市役所前にはステージがあり、ミニライブが開催されていました。
知っている曲が流れていたので、思わず足を止めました。
秋晴れのもと、ピアノの演奏にも、聴きいってしまいました。
元気いっぱいにはしゃいでいた子どもたちも、ショパンの「ワルツ」が聞こえると、軽快なリズムに引き付けられたのか、演奏の前で足を止め、ジッと曲を聴いていました。
そして演奏が終わると大きな拍手。
なかなか生の演奏を聴く機会が無いので、贅沢な時間でした。
朝霞名物と言えばやっぱりニンジン!
さて、お腹も空いてきたのでお昼ご飯を調達しようと辺りをキョロキョロすると、気になるのれん&のぼり旗を発見。
「武蔵野にんじんうどん」。
朝霞市はニンジンが特産品なため、別名「キャロットタウン」とも呼ばれています。特産品のニンジンがたっぷり入っているのでしょうか。気になる!
と言うことで、さっそく購入。
400円で器にたっぷり入ったカレーうどんを食べられるとはありがたいです。
よく見てみると、オレンジ色のつぶつぶが入っています。これなら野菜嫌いのお子さんでも、ニンジンをたっぷり食べられそうです。
周りを見ると、多くの人たちがハフハフしながらうどんをすすっていました。外で食べるご飯はいちだんとおいしかったです!
心の距離が縮まった感じ♪
市役所広場から中央広場にかけても賑やかです。
ここでは、小物屋さんやお菓子屋さんが多く出店していました。
こちらは「PaPa Pignol(パパピニョル)」さん。
和光市にあるお店です。
朝霞市のみならず、市外の方々も参加していたんですね。
お店の方とお喋りしつつ、お姉さんが手作りしているという「WAKKA(ワッカ)」というアーモンド焼き菓子を購入しました。しっとり、もっちりとした触感が特徴的です。
今度、和光市に行ったらお店に立ち寄ってみたいと思います。
(お写真を撮る際のピースサイン、ありがとうございました!)
シンボルロードでは多くのハンドメイド作家さんのお店が並んでいました。自然に囲まれた中でのお買い物は気持ち良かったです。
コロナ渦での試みでしたが、地元の皆さんは大いに楽しめたのではないでしょうか。「ASAKA STREET TERRACE」が、新しい生活スタイルの一歩になると良いですね。
ASAKA STREET TERRACE
朝霞駅南口駅前広場~朝霞駅前商店街~シンボルロード
アクセス:東武東上線朝霞駅南口周辺