東武東上線、有楽町線、副都心線の和光市駅から、徒歩約5分。
駅を出て川越街道方向に歩くと見える和光郵便局の隣に、白と水色のコントラストがきれいな1軒の喫茶店があります。
今回はこの「喫茶店キトリ」をご紹介します。
和光を愛するご夫婦が経営しています
喫茶店キトリは今年で30周年を迎えるお店。ご家族で経営されています。
奥様は和光育ちで、旦那様は結婚してから和光に来られたんだとか。結婚55周年になると、笑みを浮かべていらっしゃいました。
お店で出すケーキやお料理は、全て調理担当である息子さんの手作りです。
息子さんは料理の学校や飲食店で料理を学ばれたそう。今までの知識を活かし、自分で考えて料理をされているそうですよ。
和光市歴の長いご夫婦に和光市がどんなところか聞いたところ、このように答えてくださいました。
「とにかく住みやすい!スーパーも美容院も、歯医者もたくさんある。」
ご夫婦の思う和光市の魅力は、住みやすさだそう。確かに生活に必要なお店や施設が充実しており、公園なども多いですよね。
あたたかみのある店内
店内にはストーブが2台設置されています。ストーブ特有のホッとする匂いがしており、温かみを感じます。
また、店内は木材を基調としたインテリアで飾られています。複数の絵が壁に掛けられた店内は、至る所にライトスタンドが置かれ、食器棚には洋風のものが並んでいました。
店内にある絵や食器は趣味で骨董市や展覧会で集めたもの。趣味が詰まった店内だといいます。
各テーブルにはチョコレート、店内中央部の大きなテーブルには雑誌や本が置かれています。
アンティークな雰囲気で、とてもすてきだと感じました!
懐かしさと居心地のよさがあります
私がお店に伺ったのは、10時半ごろ。その時はカウンターに1人と、テーブル席に1人のお客さんが既にいらっしゃいました。
11時近くになるとテーブル席もカウンターも半分ほど埋まり、お店もにぎやかになってきます。
カウンターには常連のお客さん。常連さんと店員さんの会話がより一層、懐かしさや居心地の良さを感じさせてくれました。
おいしいオムライスをいただきました
今回は、昼食にオムライスとアイスコーヒーを注文しました。
しばらくして届いたのは、真っ白なお皿に載せられた、卵に包まれたオムライスです。
卵の中心に流れるようにケチャップがかけられ、さらに、その上に粉末パセリがかけられてます。
真っ白なお皿がオムライスのきれいな黄色と赤色を引き立たせ、非常に食欲をそそられます。
食事には、サラダもついており栄養バランスはばっちりです。
わかめ、レタス、丁寧に皮がむかれたトマトときゅうり、千切りのキャベツ、にんじんとたっぷりの野菜が使われています。
ドレッシングはしそ風味で、さっぱりといただけました。
オムライスの中身は、たまねぎ、ケチャップライス、グリーンピースで、卵にしっかり包まれています。
ケチャップライスは、パラパラしたコクのあるケチャップライスでとてもおいしかったです。
いつまでも地域に愛されるお店であるために
ご夫婦は、お店についてあまり表には情報を掲載しないようです。
その理由について伺ったところ、「いつでも地元の人が心地よいと思えるような、地元の人に愛されるお店であり続けたいため」だと教えてくださいました。
いつまでも愛される喫茶店キトリを、私も大切にしていきたいです。
喫茶店キトリ
住所:埼玉県和光市本町13-31
アクセス:東武東上線・有楽町線・副都心線和光市駅徒歩約5分
営業時間:8:30~20:00(LO.19:15)
定休日:毎週水曜日
電話番号:048-461-2179
公式サイト:https://kitri-wako.crayonsite.com