「My Town 東上線‼」が網羅している新座市・志木市・朝霞市・和光市・富士見市は、都心への通勤圏内でもあり、「雄大な自然!」を感じられるスポットは少ないかもしれません。
それでも「身近で日々、ささやかな自然を感じたい…!どこか手ごろなスポットはないかな?」と探してみたところ、野火止用水が流れる新座市本多の「本多緑道」がヒットしました。
今回は、春・夏・秋、年間を通して、本多緑道の四季折々の景色をご紹介したいと思います。地元で感じるささやかな自然も良いものですよ。それではどうぞ…!
本多緑道とは?

東京都の小平市から東村山市、清瀬市を経て埼玉県新座市までつながる「野火止用水」沿いの、新座市民総合体育館のあたりにある散策路が、本多緑道です。
散策路を挟み、野火止用水の反対側には雑木林が広がり、歩いているとちょっとした森林浴気分を味わえます。

本多緑道のスタート地点には農家さんの無人直売所があり、タイミングが良ければ地場産の農産物をゲットできるかも。

本多緑道を歩く際には、野火止用水の水のきれいさにも注目してみてください。私は初めて本多緑道を歩いた時、予想以上に澄んでいる野火止用水の水に驚き、「新座市内でこんなにきれいな小川を見られるなんて、盲点だった…!」と感じた次第です。
さて、それでは、次項からは四季折々の本多緑道の景観をご紹介いたします。桜の季節はもちろん、緑がモリモリと元気な初夏や、秋の黄葉の季節もとってもきれいなんですよ!
春の本多緑道は淡いピンク色

本多緑道横を流れる野火止用水沿いには、たくさんのソメイヨシノが植えられています。例年3月下旬から4月上旬には桜が満開となり、お花見をしながらウォーキングを楽しんでいる地元の方の姿もチラホラ。

野火止用水沿いの桜もきれいですが、緑道横の運動公園にある一本桜も見事です。「桜の名所」として知られているわりには、混雑が少ないのも嬉しいポイント。

春風を感じつつ、桜を愛でつつ、のんびりとお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。緑道に設置されているベンチに座って、一休みしながら桜を眺めるのもアリです。
新緑~夏の本多緑道は清々しい緑色の景観

桜の季節が終わり、若葉が芽吹いてくる頃から夏にかけて、本多緑道は緑がたくさんの清々しい景観になります。散策しつつ深呼吸をしてみると、地元を歩いているとは思えないくらいの森林浴効果を感じられます。

だってほら、横を見てみるとこんなに豊かに緑が茂っているんですよ。目にも優しい景色ですね。


本多緑道の散策コースから横にそれて、雑木林の中を歩くこともできます。緑の中ウォーキングをしたら、良い汗をかけそうですね。暑い時期に散策をする際には水分補給をお忘れなく!

野火止用水の澄んだ水を眺めつつ休憩すれば、気分爽快リフレッシュできます!
黄葉に染まる秋の本多緑道も美しい

秋の本多緑道は、またガラリと印象が変わります。緑道のスタート地点にある大きな木の黄葉がすばらしい!本多緑道の黄葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬となります。「最近少し肌寒いかな」、と感じ始めたらきっともう見頃!

緑道を歩きつつ見上げてみると、黄葉した木々が秋の空に映えてまぶしい!本多緑道は桜の名所として知られていますが、私は密かに黄葉の名所でもあると思っています。

野火止用水の澄んだ水と黄葉のコラボも美しいし、


散策していてふと見つけたオレンジ色の実(ムラサキシキブの実らしいです)もかわいらしく、わざわざ遠くへ出向くことなく地元でこんなに楽しく黄葉狩りをできる嬉しさに、ルンルン気分になります。
地元で身近な自然を楽しもう!

四季折々の本多緑道の景観、いかがでしたか?思い立った時に気軽に訪れることのできる地元の自然スポットは貴重ですよね。みなさまもぜひ、本多緑道で日本の四季の美しさを堪能してみてください。
本多緑道
住所:埼玉県新座市本多2丁目
アクセス:東武東上線「朝霞台駅」南口からバスに乗車、「新座総合体育館入口」バス停より徒歩約10分
西部池袋線「東久留米駅」東口からバスに乗車、「新座総合体育館入口」バス停より徒歩約10分
TEL:なし
営業時間:24時間
定休日:年中無休