とある休日、4歳の娘に「公園に行こう!」と誘ったところ「今日はいつもと違う広い公園に行きたい!」とリクエストが…。
私たちが暮らす朝霞駅付近にはたくさんの公園があり、日々ローテーションで違う公園を巡ってはいるのですが、毎日ともなると飽きてくるのも無理はない(苦笑)。
地図アプリで検索してみると、根岸台地区に広そうな公園を発見!
駅からは少し離れていますが足をのばしてみることにしました。
朝霞駅から自転車で15分。小高い丘の上にある根岸台自然公園
朝霞駅から自転車で約15分、田んぼや畑が続く緩やかな坂道を登ると公園の方向を指す看板が。

看板が指す方角に向かってまたしばらく進むと、小高い丘の上に広い公園があらわれました!

こちらが目的地の「根岸台自然公園」。
さっそく中に入ってみましょう!
小さな子どもから大人まで、ゆったり遊べてくつろげる遊具と設備
公園内の地面は柔らかい芝生で、小さなお子さんが転んでも痛くないよう整備されています。
入ってすぐ見えるのは長~く続くネット登りの遊具。

自転車から降りるなり、さっそく登り始める娘。
大人の身長より高くなる部分もあるので見ている方はハラハラしますが、みはらしのいいアスレチックに大喜びでした。
ネットを全て渡りきるとまだまだ別の遊具があります。

登ったり下りたりする遊具が多いのでたくさん体を動かせますね!
そして中央にはみはらし台。普段行っている公園には無い遊具に娘は大はしゃぎ!

みはらし台からの景色を見渡し、これを私のお家にする!と満足気でした。

ダイナミックに遊べるアスレチック遊具の他に、小さい子向けの遊具もありました。

すべり台付きのお家のような遊具や、ゆらゆらゆれる乗り物。
お砂場の近くには水道があるので、遊んだ後はすぐに手を洗うことができます。

子ども用遊具の隣には大人の健康遊具もあります。
懸垂をしたり、左右にジャンプしたり、健康遊具の説明を見るとなかなかハードそうです(笑)。

公園の設備としては、男女のトイレと、広いスペースのみんなのトイレがあります。
また、トイレの隣にはレンタルサイクルもあります。
小さな子どもから大人まで、みんなが楽しめる遊具と設備がある根岸台自然公園。
都心に近い利便性がありながら、駅から少し離れればのどかな風景が残る朝霞市の魅力をまた1つ発見してうれしい気持ちです!
入口は2か所。使いやすいルートで公園に行けます。
さて、一通り遊び終わったので一旦東屋で休憩。

自然の中でのんびりと過ごすと気分が落ち着きます。
東屋の隣にも遊歩道があったので、今度はこの道を進んでいきます!

さまざまな植物が茂る遊歩道。
ネームプレートが付いているものもあるので、覚えながら進むのも楽しいですね。
遊歩道から続く階段を下りてみると、丘の下の道路に出ました。
公園には丘の上と丘の下、2つの入り口があったのですね。

ちなみに、丘の下の入り口にも駐輪場があるので、自転車で来ることもできますよ。

ここにしかない桜の珍種。根岸台自然公園は朝霞市の隠れた名所!?
緑があふれる公園の中でも目立っているのが、2本の立派な桜の木。
立て札には「ダイノシロヤマ」と「ゴウド」という桜の名称が書かれています。


家に帰ってから調べてみると、このダイノシロヤマとゴウドはどちらも「アサカハタザクラ」という珍しい品種の1種だということが分かりました。
「ハタザクラ」とは桜の園芸品種で、本来おしべとなる部分が花びらに変化した品種の総称です。本来の5枚よりも花びらの数が多いため、つぼみがひらくと華やかに見えるそうです。
同じハタザクラの仲間としては、志木市の長勝院跡にある桜の古木「チョウショウインハタザクラ」が有名で、志木市指定天然記念物に指定されています。
そんな珍しい桜の1種が根岸台自然公園にあったとは驚きました!
開花時期はソメイヨシノよりも1週間ほど遅い4月上旬から中旬とのことなので、時期が来たら見に行ってみたいと思います!
駅からちょっと足をのばして、ピクニックするには最適な「根岸台自然公園」。
ここにしかない桜の珍種もあり、朝霞の隠れた名所ともいえそうです。
みなさんもぜひ今年のお花見に行ってみてはいかがでしょうか!
根岸台自然公園
住所:埼玉県朝霞市根岸台8-531-1
アクセス:東武東上線「朝霞駅」から根岸台線わくわくどーむ行バス乗車「根岸台保育園」下車徒歩5分