新しい公園を見つけると、「どんな遊具があるのかな」「どんな景色が見えるのかな」とわくわくしますよね。
今回は東武東上線みずほ台駅西口から歩いて11分ほどの場所にある、「唐沢公園」に行ってきました。
他の公園では見ないような遊具がたくさん置かれている、個性あふれる公園で、たくさんの刺激をもらってきました。
どんな遊び方も叶う広々とした公園
唐沢公園は富士見市立関沢小学校と、細い道一本隔てた場所にあります。
ちょうど中休みの時間だったのか、校庭からは小学生の元気に遊ぶ声が聞こえてきました。
公園でもたくさんの幼児が遊んでいます。
さまざまな声が入り交じり、活気の満ちた空間がそこにはありました。
公園の入口から中に入ると、小さな子が遊べるスプリング遊具や、四角い枠で囲まれたお砂場があります。
このお砂場は、枠が地面の高さとほぼ同じなので、小さなお子さんを遊ばせているときでも、段差で転んでしまう心配が少ない作りになっていました。
近くには丸太でできたベンチも設置されているので、お子さんが砂場遊びに熱中している間も、近くで座って見守ることができます。
少し進むと珍しい形の、大きな複合遊具が見えてきました。
この複合遊具には、登り箇所がいくつもあり、それぞれ違う登り方ができるように設計されています。
ロープを使って階段を登っていく場所、てのひらと足の裏をしっかりつかって登っていく場所、お花の形がかわいいステップをあがっていく場所と、いろいろな楽しみ方ができるようになっていました。
上に登ってからも、試行錯誤しながら進めるようになっていて、他では見ない作りの遊具に、子どもたちも夢中になってチャレンジしながら遊んでいました。
まるで秘密基地!土管のある公園
でこぼことした木のゾーンを抜けると土管やターザンロープが見えます。
ターザンロープは大きな公園によくある印象だったため、こちらの公園に設置されていたことに驚きました。
スタートからゴールまでの距離も長く、遊びごたえ満点の地形を活かしたターザンロープです。
手洗い場やトイレの近くには、土管が2つ並んでいます。
たくさんの子どもたちが、中に入ったり、反対側から覗いてみたり、上に登ってみたりと、普段見ることのない土管を使って、創意工夫を凝らして遊んでいました。
土管の中で友達と座っておしゃべりしているだけでも、秘密基地のような気分を味わえそうな場所ですね。
窮屈さとは無縁の時間を過ごせる公園
遊具から離れた場所には、芝生のスペースがあり、思いっきり走り回ることができます。
その隣には5本の丸太がジグザグに設置されています。
子どもたちも楽しそうに、端から端まで落ちないよう一生懸命渡っています。
私も挑戦してみましたがなかなか難しく、途中で断念しました。軽々こなす子どもたちの、身体能力の高さに驚きです。
この公園の周りには団地が多くありますが、その団地との境には大きな木が植えられています。
木の下にはベンチがあり、大きな木がちょうどよい木陰を作ってくれています。
ベンチからは遮るものは何もなく、公園を一望できるようになっています。
この木陰で春の風を感じながら、ベンチに座るだけでも開放的な気分を味わうことができます。
小学校側のエリアに目を向けると、自転車が数台並んでいました。
なんだろうと思い近づいてみると、シェアサイクリングと記載されています。
「HELLO CYCLING」と書かれているロゴのある場所であれば、どこでも乗り捨てられる仕組みのようです。
みずほ台駅周辺にも多く設置されているようなので、自転車に普段乗らない方でも、休みの日などに気軽にサイクリングを楽しむことができそうですね。
みずほ台の大きな公園と言えばみずほ台中央公園がありますが、みずほ台駅を挟んで反対側にもこんなにステキな公園がありました。
刺激がたくさんもらえる「唐沢公園」に、ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?
唐沢公園
住所:埼玉県富士見市西みずほ台3-8
アクセス:東武東上線「みずほ台駅」より徒歩約11分