今回ご紹介する緑の公園は、和光市駅南口から丸山台2丁目に向かって徒歩9分の場所にある小さな公園です。
和光市と言えば、体育館やランニングコースのある樹林公園が有名ですが、住宅地の真ん中にあるこの「緑の公園」、とてもおすすめなんです。
和光市は子どもやご年配の方が多く住んでいる街でもあります。この公園を簡単に説明しますと、真ん中が大きな芝生となっており、滑り台のついている遊具や健康体操として使う器具なんかもあります。
座って休憩するところもあるので、親御さんがお子さんを遊ばせている間の休憩や読書をするにも最適です。ペット立ち入り禁止となっているので、とても清潔に保たれています。公衆トイレもあるのでピクニックをしていても安心です。
小さな公園に四季の花々がずらり勢揃い
春が訪れると一番最初に咲く桜をご存知でしょうか?
それは、河津桜と言い、静岡の河津町が発祥の地で2月の中旬頃から徐々に咲き始めます。そんな河津桜がこの小さな公園でも見ることができ、いち早く春の訪れを感じることができるのです。
緑の公園には河津桜だけでなく、四季折々のたくさんの花が植えられています。
春にはユキヤナギ、チューリップ、モクレン、ネモフィラ、梅雨の時期には紫陽花、秋には金木犀やコスモスなどです。わざわざ名所に赴かなくても緑の公園に行くだけで季節の花を思いのまま堪能できるです。
私が特に気に入っているのは、小さな公園であるのになぜかキウイが実っているんです。冬の終わり頃になるとその実を食べにメジロが訪れます。鳥がキウイをつつく光景なんてなかなか近所の公園で見れるものではありませんよね?メジロを見ると、「春もすぐそこだなぁ」と感じることができます。
この緑の公園は、四季を身近に感じることのできる、「住宅街にひそむオアシス」となっているんです。
早朝や夜もおすすめ!自分のリズムに合わせた使い方も
緑の公園は住宅街にあり、夕方や土日の昼間は子どもたちやその親御さんたちで公園は溢れかえっています。もちろんファミリーで過ごすのはとても快適です。
では大人がこの公園を楽しむにはいつ訪れたら良いのか。
個人的には早朝がおすすめです。特に真夏の早朝、だいたい5時前くらいの時間帯は人はほとんどいません。この緑溢れる公園を独占出来るのです。夏の朝、昇っていく朝日を浴びながら、鳥がさえずる声だけを聞き深呼吸するだけでも良い一日の始まりを実感できるはずです。
ベンチで読書や瞑想、軽いウォーキングなどをするのも良いでしょう。自分らしい過ごし方で朝活をするのにとても良い場所です。
逆に深夜過ぎない夜もおすすめです。子どもたちが帰った公園は静まりかえっています。読書などは難しいですが、好きな音楽を聞きながら散歩をしたり、お友達やパートナーと童心に帰りアスレチックで遊ぶのも自由です。
ふと疲れた時には公園でリフレッシュ
大人になってあまり公園に行かなくなったなぁという人、子どもを遊ばせることが公園に行く目的となってしまった人、公園には癒しの要素がギュッと凝縮されています。
特にこの緑の公園は住宅街にいながら、ちょっとした現実逃避もできる場所となっています。ストレスを感じたら自然と触れ合うと良いと言われています。育児や仕事などに疲れている大人にこそ、ぜひ公園に足を運んでもらいたいものです。
緑の公園
住所:埼玉県和光市丸山台2-23
交通:東武東上線和光市駅徒歩9分