東武東上線「みずほ台駅」西口を出て、ロータリーに沿って歩いていくと「Non-Staff.」と書かれた、モノトーンの看板が見えました。
こちらのお店は、その名の通り「店員さんのいないお店」です。
店員さんのいない洋服店には、出会ったことがなかったため、少しドキドキしながらお店にお邪魔させていただきました。
今回は24時間無人で、アメリカ古着を販売されている「Non-Staff.」さんをご紹介します。
まるで店員さんがいるかのような店内ポップ
洋服をお店に買いに行くと、店員さんがいろんなことを教えてくれたり、おすすめしてくれたりしますよね。
私は店員さんとのコミュニケーションがとても好きなのですが、その日の気分によっては「今日はあまり会話が楽しめないかもしれないな…」と思うこともあります。
そんな時にも、この「Non-Staff.」さんはオススメです!
無人販売でも、洋服購入に必要な情報が得られる工夫が凝らされているので、必要な情報と照らし合わせながら、自身のペースでお買い物を楽しむことができます。
お店の中に入るとさまざまな情報が書かれたポップが目に入ります。
例えばこちらのポップには、「今の時期から半袖を買うのがおすすめ」ということが、わかりやすく説明されています。
半袖1枚で過ごすのは、最高気温が25℃を超えた時がよいという情報と一緒に、去年の5月の気温情報を掲載してくれているのです。
洋服を買うタイミングはいつも悩むので、このような情報を提示してもらえるのはうれしいですね。
他にもデニムを種類別に紹介し、それぞれの特徴を伝えてくれるポップもあり、読んでいるだけでも洋服に詳しくなれそうな情報が、たくさんあふれていました。
こちらのお店で取り扱う商品は、1週間でどんどん入れ替わるそうなので、立ち寄るたびに新しい発見がありそうです。
分かりやすい料金設定
こちらのお店では、ハンガーにつけられているハンガーチップの色で値段が6段階に分けられています。
6色のハンガーチップにそれぞれ値段が設定されているので、商品を手に取る前に値段が一目でわかります。
とてもわかりやすい料金体系となっており、店員さんがいなくても支払いに困らない工夫がされています。
支払いについては中央に設置されている料金箱に現金を入れるか、PayPayでの支払いが選択できるようになっています。
支払いを済ませ、商品タグを切り取ってボックスに入れることで、購入完了です。
アメリカンな雰囲気漂う店内
アメリカで買い付けた古着を取り扱っているそうですが、店内にもさまざまなアメリカテイストのインテリアが取り入れられています。
お店の一番目立つ場所には大きなアメリカ国旗が貼られ、周りにはビンテージ風のインテリアが飾られています。
お店の入口のポップなネオンも含め、特有の雰囲気を感じさせてくれています。
お洋服と一緒に並べられている帽子も、アメリカ要素を感じる演出に、一役買ってくれています。
無人販売でも安心してお買い物が楽しめる
無人販売で24時間営業となると、防犯面が心配になりますが、安全面に配慮した工夫も凝らされています。
みずほ台駅ロータリーから続く大通りに面していることや、お店がガラス張りになっており外から、店内の様子が見える配慮がされていること、防犯カメラが24時間稼働しており、店内からその様子が確認できることなど、訪れた人が安心してお買い物を楽しめるようになっていました。
無人販売のお店は、最近目にする機会が増えたように感じますが、洋服店では見たことがなかったため、とても新鮮でした。
いつでも気軽に古着が買える無人販売店「Non-Staff.」で、新しい買い物の形に出会ってみませんか?
Non-Staff.
住所:埼玉県富士見市西みずほ台1-20-8
アクセス:東武東上線「みずほ台駅」より徒歩約1分
営業時間: 24時間営業
定休日:なし