暖かくなり、風が気持ちいい季節になりました。
私はこの、春から夏にかけての季節に黒目川沿いを散歩するのが大好きです。
ちょっとした交流が生まれて?
先日、川沿いのベンチで本を読んでいたときのこと。
隣のベンチでおしゃべりを楽しんでいる60代くらいの男性2人に、
東洋大学の学生さんたちが声をかけている様子を目にしました。
どうやら学生さんたちは地域の方々にお話しを聞き、
そのことをレポートにまとめているようです。
緊張しつつ頑張ってインタビューにする学生さんたちと、
ちょっと照れつつ質問に答える男性2人。
学生と地元の人との交流がなんともほほえましく、私はちょっとほっこりしました。
良い交流だなと眺めていたところ、インタビューは無事終了したよう。
するとインタビューを受けていた男性たちが私の方まで近づいてきました。
目が合ったので、「こんにちは」と挨拶すると、笑顔で挨拶を返してくれました。
また続けて「いやー、初めてインタビューに答えちゃったよ」
と嬉しそうにお話ししてくれました。
こういうちょっとした交流は楽しいですね。
お花見の穴場スポット!
春になると桜の名所となる黒目川。川沿いに約230本植えられた桜は、
お花見の穴場スポットとして人気があります。
木刀を腰にさした侍、髪の毛オレンジチャイナドレスの女性、
丸眼鏡に袴の格好をした方、セーラー服に黄色のリボン、
自転車競技部のユニホームを着た方などなど、
近年多くのコスプレイヤーの方が来るようになりました。
皆さん桜をバックに思い思いのポーズで写真を撮っていきます。
アニメ好きの私にとってはなかなか楽しい光景。
東武東上線と副都心線、東横線が直通になり、都心からのアクセスも良くなったおかげか、
他県から皆さん来ているかもしれません。
日中、桜を楽しむ方も多いですが、桜並木には提灯が設置されているため、
提灯のあかりで夜桜も楽しめます。ライトアップされるとまた一段と美しい。
川沿いにはベンチがあるので、桜の下、お酒とおつまみでちょっと粋な夜を楽しめますよ。
透明感に目を奪われます。なんとアユが!
桜に気を取られて川はあまり見てないかもしれませんが、この黒目川、侮ることなかれ。
ここ黒目川、実はとても綺麗な川なのです。というのも、なんとアユが泳いでいるのです!
以前は生活排水の影響により、お世辞でも綺麗な川とは呼べませんでした。
ですが近年、生活排水の処理率が飛躍的にアップ。
おかげで綺麗になった黒目川ではアユが確認されるようになり、
アユを求めて釣りに来る方も多く見かけます。(ちなみにアユ釣りの解禁は6月ですよ。)
アユは綺麗な川にしか生息しないので、黒目川も綺麗になった証拠です。嬉しいですね。
橋や土手の上から見ても、川底を確認できるほどの透明感。ずっと見ていられます。
また、川が綺麗になり、地元の子どもたちが川で遊んでいる光景もよく目にします。
川にはアユ以外にもハゼの仲間や、ザリガニやカメ、
色々な生き物がいるので子どもたちもジャブジャブ川に入って追いかけています。
この川の綺麗さは維持したいですね。
電車だと池袋から15分程度で来られる黒目川。
気軽に自然を感じたいときにはぜひ来てみてください。
黒目川
住所:埼玉県朝霞市浜崎
交通:東武東上線 朝霞台駅、JR武蔵野線 北朝霞駅から徒歩6分