シェフとマダムのご夫婦が2022年11月にオープンしたフランス料理店「La Sincérité(ラ サンセリテ)」。
志木駅近くに本格フレンチのお店が!?と存在を知ったときは驚いたものです。
正式名称は「La Sincérité~4saisons~(ラ サンセリテ キャトルセゾン)」。
La Sincéritéは真心、4saisonsは四季=志木を意味するのだとか。
何度か伺っていますが、どのお料理もおいしいのですよね~。
この日は約1年ぶり。
夫とふたり、ディナーをいただいてきました。
シェフは有名店出身!
お店は志木駅東口から徒歩約3分のイーストウッドビル地下1階。
扉を開けると、「いらっしゃいませ」とマダムがお出迎え。
このマダム、笑顔がステキでとってもキュートなのです!
きっとマダムのファンもたくさんいるのだろうな~。
店内にはゆったりと使える広めのテーブル席。
カウンター席もあり、おひとり様も大歓迎だそう。
お店が紹介された雑誌の記事も置いてあります。
そうそう!
シェフは以前、帝国ホテルや青山ブション・アミュゼなどでシェフをされていたのですよね!
すごい経歴。
そんな方がなぜ志木にお店を?と思いましたが、どうやら志木はシェフの地元とのこと。
志木在住の身としてはなんだかうれしくなりますよね。
洗練されたお料理に舌鼓
まずはスパークリングワインで乾杯です。
この日は山形のワイナリーのものも用意しているとのことで、こちらをいただくことに。
お料理は予約時にコースをお願いしていました。
まず運ばれてきたのはアミューズのフランスチーズのフラン。
コンテチーズなど4種類のチーズを混ぜて作っているとのことで、チーズの香りがふわっと広がります。
前菜はおばこサワラの炙り。
ソースは春菊だそう。
皮目はカリっと香ばしく、中はレアでしっとりしています。
おいしいお料理にはおいしいワインを
取材も兼ねているのであまり酔っぱらわないように~とは思いつつ、おいしいお料理にはおいしいワインが必要ですよね。
グラスワインは数種類の中から選べます。
白ワインをお願いすると5種類持ってきてくれました。
この日のラインナップはこちら。
白ワイン3種にオレンジワイン、そしてロゼワイン。
マダムがどんな味わいかを丁寧に説明してくれます。
迷ってしまいましたが、ロゼワインをいただくことに。
さてさてお料理の方はスープです。
さつまいものヴルテ。
さつまいもは紅あずまを使っているとのことでした。
お魚料理はあんこうのポワレ。
生ハムが添えてあり、淡白なあんこうに生ハムの塩気がたまりません。
お次はお肉料理ですが、その前に赤ワインを追加。
数日前に解禁になったばかりのボジョレーヌーボーがありましたので、そちらをいただきました。
お肉料理はいくつかの中から選べたので、夫は仔羊、私は大好きなカモをチョイス。
こちらが仔羊の骨付きロティ。
骨付きって、なぜかテンションがあがりませんか?
このままかぶりつきたくなってしまいます(笑)。
カモ胸肉のロティはこちら。
お行儀が悪いとは思いつつ、シェアして両方いただき大満足。
そしてデザート。
フランスの伝統菓子・タルトタタンとキャラメルアイスです。
キャラメリゼした甘いりんごと、冷たいアイスで口の中が幸せ。
最後に紅茶をいただき、この日も贅沢な時間を過ごさせていただきました。
コースだけじゃない!充実のアラカルト
「La Sincérité」さんはコース料理だけでなく、アラカルトも充実しています。
フレンチのお店というとコース料理と思ってしまいますが、アラカルトのお客様もたくさんいらっしゃるとのこと。
ご家族やお友達と、わいわいアラカルトで楽しむのも良いですよね。
シェフとマダムのお人柄に惹かれて
志木でお店をオープンして良かった、とマダムはおっしゃいます。
ワイン好きの方も多く、みなさんあたたかい。
そしてなにより、お客様との距離が近いことがうれしいとのこと。
この日も、「親戚のようによくしてくれる」とマダムがおっしゃっていた常連のお客様がいらっしゃっていました。
そういう方がたくさんいらっしゃるのは、シェフとマダムのお人柄あってのことですよね。
そんなステキなおふたりのいる「La Sincérité」。
みなさまもぜひ、おいしいフレンチを食べに足を運んでみてはいかがでしょうか。
La Sincérité~4saisons~(ラ サンセリテ キャトルセゾン)
住所:埼玉県志木市本町5-24-7イーストウッドビルB1F
アクセス:東武東上線「志木駅」東口から徒歩約3分
TEL:048-485-9179
営業時間:ランチ 11:30-14:30(L.O.13:30)
ディナー 17:30-23:00(L.O.21:30)
定休日:月曜日(不定期休み有)
Instagram:@la_sincerite_4saisons