朝霞台の癒し空間「café uraraka(うららか)」

 東武東上線朝霞台駅から徒歩7分、アップダウンがある道を抜けた閑静な住宅街の中の交差点に、ひっそりと隠れる「café uraraka(うららか)」。

スライド式の扉をはいると、木目調と緑の自然の差し色が映える優しい空間が広がっており、店内にはゆっくりとした時間が流れています。

ゆっくり過ごすのにおすすめの静かなカフェ

店内はカウンター席と四人掛けのソファー席が3つ。カフェのオーナーの男性が一人で切り盛りしていました。

16時に来店したので、店内には私と学生2人でした。人が少ないこともあってソファー席を贅沢に使わせてもらえました。

一番奥のソファー席は、大きな窓から春の優しい日差しが。道路沿いに面したカフェですが、音が気にならないほど静かなので、ゆっくり過ごしたい人にはおすすめの場所です。

コロナの影響もあり利用時間は2時間と時間制限付き。メニューはご飯系からスイーツまで取り揃えられていました。

甘党にはたまらないガトーショコラと夏を感じる“梅ジュース”

今回はガトーショコラアイスカフェオレを注文しました。

甘さを強調したしっとり感があるガトーショコラは、サイドに添えられていた甘さ控えめのクリームと、チョコレートとはまた違う甘さを持つバナナとマッチして、飽きさせない工夫がされています。

アイスカフェオレの優しい苦みがまたガトーショコラに合い、甘いもの好きにはたまらない味わいです。

メニューを見返していると「梅ジュース」があり、少し気になったので追加注文してみました。
梅ジュースもお店によって、味に違いがでる飲み物ではないでしょうか。苦みを基調にするのか、甘さをだしてくるのか、そして、梅のキュっとした酸味の強弱。

待っていると、丸い大きなグラスでハワイアンな見た目の梅ジュースが運ばれてきました。

色味は透き通る黄色で、グラスの下の方につれて徐々にオレンジが濃くなっています。

コンビニなどで売られている甘めの梅ジュースではなく、“uraraka”の「梅ジュース」は酸味を強く出したもので、一口飲むと喉がキュッと締まります。

ただそれがおいしい「すっぱい」だからたまらない。感覚的には梅酒に近く、少し眠くなるお昼の時間帯に私の目を一瞬で覚ましてくれました。

キュッと締めたあとには、ほろっと甘さがくるこの感じの爽快感は、これから来る夏の季節にぴったりかもしれませんね。私は一足先に小さな夏を先取りしてしまいました。

オリジナルのドリップコーヒーとハーブの販売も

会計時、レジの手前には、オリジナルのドリップコーヒーとハーブが販売されていました。

その土地にしかないカフェが、オリジナルで販売しているドリップコーヒーは、パッケージ含めその店のオリジナル性が見えることもあって、私はついつい購入してしまいます。

そのドリップコーヒーを自宅で入れて飲む際にはあんなお店いったな、次も通ったら行ってみようかなと自分の足を外へと向かわせてくれます。

ハーブを売っているのは珍しいなと思ったのですが、使い方がわからないのもあり、今回は手が出せませんでした。でも、次「café uraraka」に行くまでに少し調べてみようと思いました。

あのハーブの使い方は何があるのだろうと気になってしまい、帰りの電車の中でスマホ調べ、検索履歴はそれで埋め尽くされました。朝霞台はにきっとまだまだこういったカフェが隠れていそうで、見つけるのが楽しみです。

cafe uraraka(うららか)
住所:埼玉県朝霞市溝沼493-1金山ビル102
最寄り駅:東武東上線 朝霞台駅 徒歩7分
営業時間:11:00~19:00 ※コロナ期間中のため営業時間に変更の可能性あり
休業日:月曜日 第1.3.5日曜日
電話:048-485-9567

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。