和光市には、いくつものスイーツショップがあります。
伝統的なモノからユニークで個性的なお店まで、本当にたくさんのお店があって毎回選ぶ楽しさをこちらに与えてくれています。
その中でも今回は、とてもかわいらしくてオシャレなスイーツが特徴の「365ANNIVERSARY」(アニバーサリー)をご紹介したいと思います。
「ANNIVERSARY」という名前にこめられた想い
埼玉県和光市にあるスイーツ&レストラン「365ANNIVERSARY」(アニバーサリー)は、「日々、毎日が誰かの記念日であり、この場所を通して、親から子へ、人から人へ贈る心をつないでいく、そんな場所でありたい」と願って、こちらの名前がつけられたのだそうです。
毎日だれかの記念日を祝うスイーツショップ。
本当にステキだと思いました。
(ちなみに、スイーツショップの他に、レストランとレンタルスペースも併設されています。こちらも一度訪れてみたいです)
さらに、大切な記念日だからこそ、素材にこだわったシンプルで素朴な味わいが魅力の、温かみのある手作りスイーツでお祝いして欲しい。
それが、オーナーをはじめとするみなさんの想いなのだそうです。
そんな愛情がつまった「365ANNIVERSARY」では、どんなお菓子たちに出会えるのでしょうか?
「365ANNIVERSARY」はどこにある?
「365ANNIVERSARY」を目指すためには、まず和光市駅の南口から出てください。
そこからロータリーを左折し、左手に駅を見ながら線路に沿うように道なりに歩きましょう。
右手には、ザバススポーツクラブ和光やチビッコ公園・せせらぎ公園があり、そのまま歩くとリサイクルショップが出てきます。
その付近から少し上り坂になりますが、そちらを頑張ってのぼりきると「和光市立大和中学校」が右側に見えてきます。
大和中学校を通りすぎると、ちょっと大きい道路と交差する十字路に出ますので、こちらを左折してください。
この道をしばらく歩くと右手に見えてくるのが、目的地の「365ANNIVERSARY」になります。
和光市駅から徒歩で約12分程度の道のりです。
少し駅から歩きますが、お店から100mほど離れた場所に専用の駐車場と駐輪場があるので徒歩以外での訪店も安心です。(駐車場:12台駐車可)
記念日の大切さとかわいらしさにニコニコ
2022年に6周年を迎える、スイーツ&レストラン「365ANNIVERSARY」。
6年前のオープン当時、とてもオシャレなお店が和光市にやってくるという噂を聞きつけ、ウキウキしながらオープンを待ち望んでいたことを今でもよく覚えています。
そしてオープン後、噂どおりのステキなお店で、当時幼稚園生でまだチョコが食べられなかった息子へのホワイトデーのお返しにメレンゲを選んで持ち帰りました。
その時の高揚感は、6年たっても新しく、今でもキラキラとした記憶として残っています。
こちらの名前が「365ANNIVERSARY」だからでしょうか。
それとも、スイーツショップのお菓子がみんなオシャレでかわいいからでしょうか?
だれかのために選んだ「365ANNIVERSARY」のスイーツは、不思議とキラキラとした宝物のように感じられるのです。
このお店の特徴の一つだと思うのですが、店頭の看板に、その日に記念日を迎えられるお客さまたちの名前が記されています。
お店からのサプライズなのでしょう。
とても心に残るプレゼントだと思いました。
私が訪れた時にも、ちょうどケーキを受け取りに来ていたご家族がいました。
お店の方から「お誕生日おめでとう!」と声をかけてもらって、うれしそうにケーキを受け取るお子さんの姿がとても印象的で。
見ているこちらの方まで、微笑ましくてホッコリしてしまいました。
たぶん、幸せのおすそ分けをいただいたようで私もうれしかったのです。
さぁ「365ANNIVERSARY」のお菓子たちはこちらです!
ここで、オシャレな店内でお客さまを待っているお菓子たちをご紹介します。
- デコレーションケーキ
- 生菓子
- 焼きたて(Chef’s Oven)
- 焼菓子
こちら4種類のラインナップが、店内を彩るお菓子たちになります。
①のデコレーションケーキは、大ぶりのマスカットがのった「マスカットシャンティ」や、栗やマカロンが飾られた「モンブランデコレーション」、アニマルモチーフの「アニマルケーキ」やフリルのように美しくデコレーションされた「ラブリーフリル」などが並び、ショーケースの中は華やかさでいっぱいです。
飾ること、装飾・飾りという意味の「デコレーション」が、まさしくピッタリですね。
また注文については、24時間Web受付もしているようですので、記念日へのプレゼントはそちらでの予約をおすすめします。
②生菓子は、フルーツショートケーキのような定番から、9月の新作「365モンブラン」、「Halloween Fair」限定のケーキがずらりと並び、こちらもまるでおもちゃ箱のようです。
秋の色合いで、みんなステキですね。
③焼きたて(Chef’s Oven)は、入り口すぐ右手のショーケースに並べられていました。
焼きたて食感とおいしさを味わってもらうため、毎朝焼きたてを用意されているそうです。
キッシュやカヌレ、フィナンシェや今の季節にピッタリのスイートポテト、クロワッサン、どれもこれもおいしそうです。
アップルパイは長野県松川町の北村農園さんとのコラボ作品で、その時に一番おいしいリンゴを使って作る、素材をいかした昔ながらのアップルパイなのだそうです。
生地もホクホクしていて、大きく切られたリンゴの魅力的なこと。
次に行く時には、このアップルパイを必ず買おうと心に決めました。
④焼菓子は本当に多種類で、どれを選んでいいのか悩んでしまうほど。
季節柄、「ハロウィンクッキー缶」もあって、こちらは自分へのプレゼントにピッタリ。
「わこうカヌレ」のコーナーもありました。
こちらのカヌレには「わこう」という名前がついています。
和光市オリジナルのカヌレなのかな?
個人的にカヌレはずっと気になっていたお菓子だったので、和光市で手に入ることがわかり、とてもうれしかったです。
また食べ方の説明までちゃんとされていて親切ですね。
読んでみると、冷凍で販売されているので1カ月ほどもつのだそうです。
忙しい生活の中で、ゆっくりお菓子が楽しめるなんて、なんてありがたいのでしょう。
見た目も華やかに、ずらっと並んでいるのがクッキーやマドレーヌの棚です。
ハロウィン用のクッキーがいっぱいあって目を引きます。
どのクッキーも、それぞれ個性的でおもしろいのですが、和光市のゆるきゃら「わこうっち」のクッキーもあって驚いてしまいました。
そういえば、店頭に「わこうっち」と妹の「さつきちゃん」のぬいぐるみが置いてありました。
オシャレな店内の中におなじみの「わこうっち」がいると、それだけで心がポッと温かい気持ちになります。
さて、焼菓子の王道といえば、やはりマドレーヌとフィナンシェではないでしょうか?
こちらには、その名もずばり「王様のマドレーヌ」と「王様のフィナンシェ」として並んでいました。
凄い存在感です。
キャラメル・リングパイのWA(わこうのわ)も、和光市にちなんだお菓子のようです。
「和光ロール」というロールケーキもショーケースに並んでいて、「365ANNIVERSARY」からの和光市愛を感じることができました。
今年のオバケを探せ!ハロウィン限定のスイーツ
私が訪れた2022年10月はじめ、このお店の主役は、やっぱりハロウィンのオバケたちでした。
その中でも、私が気になったのはハロウィン限定の「Halloween Fair」のケーキたちです。
ハロウィンをテーマとした個性的なラインナップ!
オバケがのった「紅茶のオペラ」と「かぼちゃプリン」、「クリュ・ミイラ」なんていうミイラのケーキまであります。
おもしろすぎです。
「おばけ大福」や、空飛ぶ魔女が飾られた「かぼちゃのチーズケーキ」、大きな目とシルクハットをかぶった「ムッシュ」という名前の紫芋モンブランは、一個ずつ表情が違っていて選びがいもあります。
そんな中、特に私のお気に入りだったのが、ふわふわロールとパニエの「モンスターパニエ」です。
パニエとは、シューに取っ手をつけ、フルーツをのせて花かごに見立てたスイーツのことで、フランス語でバスケットという意味を持つそうです。
子どものおみやげにもピッタリなので、息子のために「モンスターパニエ」を、そして私のために、来店前から気になっていた9月の新作「365モンブラン」を購入させていただきました。
帰宅後、さっそく息子と食べさせてもらいました。
念願の「365モンブラン」は、和栗クリームの濃厚さと土台のサクッとした軽いメレンゲの組み合わせが絶妙で、あまり重く感じずペロッと一個食べてしまいました。
メレンゲは厚みがあって、クッキーのようでもあり、とてもおいしかったです。
真ん中に入った丸ごとの栗にも感激です。
「モンスターパニエ」でまず驚いたのは、色とりどりのクリームでした。
それぞれにフルーティーな味がしっかりとあって、「凄いっ、おいしい!」の連続。
息子は、ロールケーキの真ん中に入っていたバナナとバナナクリームにとても感動していました。
さらに土台のロールケーキのしっとり感がすばらしく、キメの細かいなめらかな食感に、ただただウットリしてしまいました。
今回はモンブランとパニエをおみやげに選びましたが、次はどのオバケにしようかな?
ケーキ以外にもハロウィン用のお菓子がたくさんあり、ギフトも充実しています。
それも、ちょっとした自分へのごほうびにもなりそうな、かわいらしくておいしそうなものばかり。
このチャンスに、イロイロとそろえてみるのも楽しいですよね。
和光市のきずなとつながりにホッコリ
「わこうっち」のぬいぐるみやお菓子以外にも、地元の風を感じられる場所がもう一つありました。
スイーツショップとレストランの間にあるコーナーに、和光市内外でも有名な「かつをぶし池田屋」の食べる削り節シリーズが、しっかりと置かれてあったのです。
こんなところにもコラボが!と、とてもビックリしました。
そして和光市のみなさんの強いきずなを感じて、誇らしさとともに、とてもうれしく思いました。
毎日だれかの記念日をお祝いしている「365ANNIVERSARY」
今回、「365ANNIVERSARY」を訪れてみて感じたことは、このお店には誕生日や記念日のあの浮き立つようなワクワク感が、ずっと存在しているのだということでした。
そんな温かくて、楽しい気持ちにさせてくれる「365ANNIVERSARY」まで、どうぞみなさんも足を運んでみてくださいね。
お気に入りのオバケも、見つかるかもしれませんよ。
365ANNIVERSARY
住所:埼玉県和光市下新倉2丁目49-1
アクセス:東武東上線和光市駅南口から徒歩12分
東京メトロ有楽町線和光市駅南口から徒歩12分
東京メトロ副都心線和光市駅南口から徒歩12分
TEL:048-424-3651 (スイーツショップ)
営業時間:10:00-18:00
定休日:毎週月曜・第2火曜日(祝日やイベントにより変更有)
駐車場:100mほど離れた場所に駐車場と駐輪場あり。(駐車場:12台駐車可)
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間等が記載と異なる場合があります。訪問時は事前に確認ください。