今回、ご紹介するのは東武東上線「みずほ台駅」西口から徒歩約1分という、非常に駅近の立地にある和食店の「和バル藤」です。
これだけ駅近なのに、地元民でも知らない人が多いという隠れ家的な場所にあるため「そんな場所にお店があったの?」と知り合いからもよく言われます。
それもそのはず、ビルのちょっと奥まった先にあり、まわりは飲み屋街という印象の場所なので、そこに和食店があるようには見えないのです。
入店するのにちょっと不安かも
お店の扉も真っ黒で、ちょっと開けるのをためらうこと間違いなし(笑)。
いざ入ると、清潔感ただよう、上品でちょっとだけ高級な感じのする店内に驚きます。
4年ほど前にオープンした、カウンター6席と4人掛けテーブルが2つある、こぢんまりしたお店になっています。
こちらの料理長は、なんと15年間も都内の懐石料理店で修行した方が切り盛りしています。オープン当初は夜だけの営業でしたが、今はランチから営業してるため、とても入りやすい雰囲気があります。
ランチはお手軽価格!
ランチメニューは3つ。
「和バルランチ(1300円)」「お刺身膳(1900円)」「天ぷら膳(2000円)」となっています。まずは、一番お手軽な「和バルランチ」を食べてみるのがおすすめです。
こちらを食べれば味や量などだいたいわかるので、自分のお腹と相談して次回のメニュー選択の参考になりますしね。
けっこう、年配の方がお客様で多いとのことで、「和バルランチ」でも十分と言っていかれるとか。
実は、私このお店はオープン前から知っていまして、お店を知っているというよりも料理長を知っていました。料理長が以前、勤めていた都内の和食店へよく食事に行っていて、知り合いになり、まさかこんな近くにお店をやられると思わなくて、非常にうれしかったのです。
それから、友人がくるたびに連れて行ったり、ひとりでフラッと行ったり、もう10回以上こちらで食事しています。
ちなみに私がランチで必ず注文するのは「お刺身膳」。なぜかというと、理由はたった一つ。大好きな茶碗蒸しが付くから(笑)。
「和バルランチ」を注文
今回は、入門編としてのランチをまずみなさんに知ってほしいので、「和バルランチ」をご紹介します。
季節の炊き込みご飯と、季節のお刺身、そして1品(今回はごま豆腐)、さらに汁物と香の物が付くセットが「和バルランチ」になります。
この日のご飯は、鯛とショウガの炊き込みご飯。
ご飯は基本月替わりですが、4月・5月・10月は大人気の「桜エビの炊き込みご飯」が登場するとのことです。
この日のお刺身は、天然のかんぱち、メジマグロの赤身、さわらの炙り、平貝の昆布じめの4種類になっていました。
料理長みずから早朝市場に行き、新鮮なお魚を購入してきているために、驚くほどいいものが食べられるのが特長です。
夜も魅力的なメニュー
お手軽にひとりでフラッと立ち寄り、カウンターで1杯飲んで、軽くつまんで帰るという粋なお客さまも多いとか。
夜もしっかりした手仕事が感じられるメニューばかりです。
アルコールも、ビール・サワー・焼酎・ウイスキー・日本酒など種類は豊富。飲めない方でも安心できるソフトドリンクの充実ぶりにも驚きます。
どの時間帯でも予約OK
店内の客席数は多くないため、大人数ではなく、少人数が合う隠れ家的なお店です。
ランチもディナーもすべての時間、予約を受け付けているので、訪問する際はぜひ事前に予約することをおすすめします。
インスタグラムもやっていますが、営業時間等で見る時間も限られるので、予約は必ず電話でくださいとのことでした。
料理長ひとりで切り盛りしているので、他のお客さまがたくさんいるときは、料理提供時間がやや遅くなります。時間に余裕をもってゆっくりと楽しんでもらいたい場所です。
こんなお店をなぜ知っているの?と聞かれること間違いなしの隠れ家店です。お近くに行く際には、ぜひ訪問してみてくださいね。
和バル「藤」
住所:埼玉県富士見市西みずほ台2-1-3 アルファビル1F
アクセス:東武東上線「みずほ台駅」西口から徒歩約1分
営業時間:ランチ 火曜~土曜のみ 11:30-14:00 (ラストオーダー13:30)
ディナー17:00-22:30 (ラストオーダー21:45)
電話番号:049-293-2088
定休日:日曜・月曜祝日
駐車場:なし
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。