鶴瀬駅すぐの郷土の食文化を継承する!元祖富士見うどん「いわ蔵」

今回、ご紹介するのは東武東上線「鶴瀬駅」西口から徒歩約2分という非常に駅近という立地にある、元祖富士見うどん「いわ蔵」です。

2022年12月にオープンした地元で愛されている「富士見うどん屋」です。

駅近なのに、駐車場完備!

駅からすぐにある飲食店は、たいてい駐車場がないのですが、なんとここは10台分もあります!驚きですね。日頃、車で移動している人にもうれしいですね。

お店の右側がすべて駐車場なので、迷うことなく入れます。

店内も入りやすい雰囲気

お店の入口は全面ガラス張りなので、混んでいるかどうかの店内の様子も外からわかりやすいので、安心して入店できます。

おひとり様が使いやすいカウンターや、2名用のテーブル席など人数に合わせてサッと使用できる感じがうれしいです。

実はここ2階もあるので、店内が混んでいても入れる可能性大なのです。2階は一部お座敷になっているので、ちょっとした宴会でも使用できて使い勝手はいいです。

ランチタイムに訪問

ランチ時間とはいえ、特別にランチメニューというものがあるわけではなく、通しメニューになっています。

やっぱりうどん屋といえば、埼玉では「肉汁うどん」(930円)を食べないとね!ということで注文しました。「並」でもうどんは300gあるとのことです。

たっぷりの肉汁

想像以上に、たっぷり具だくさんの肉汁です。豚肉・ねぎ・きのこ・油揚げなどがぎっしり入っていて、少し甘めの味付けの汁です。

汁の出汁にもこだわりがあり、しっかりしたかつお節の出汁をベースに感じ、丁寧な仕事が伝わってくるやさしい出汁です。

武蔵野うどんより、じゃっかん細めな麺

このあたりの昔からの手打ちうどんは、武蔵野うどんと呼ばれ、冠婚葬祭では常に「うどん」が宴席の締めのお料理で提供される風習があります。

ただ、その武蔵野うどんよりも、じゃっかん細い麺ですね。肉汁にしっかり絡んで、風味豊かで食べ応えあります。少しコシがある程度の茹で加減になっています。

うどんのお供はやっぱり天ぷらもの

肉汁うどんのお供は、いつも「まいたけ」天ぷらを注文します。写真の左側がまいたけで、たっぷりあって180円という良心的なお値段。

さらに、今回は「角煮の唐揚げ」(250円)を注文しました。トロトロに煮こんである角煮1個が、薄い衣で包まれていてサクッとしてて中がトロトロでおいしかったです。

うどん以外にも丼ものも充実

天むすや、もつ煮丼、もつ煮カレー丼など、興味をひかれるご飯ものも充実しています。うどんもそうですが、ほぼすべてのメニューはテイクアウトOKになっているので、ちょっと自宅で食べたい時など帰宅途中に立ち寄って、お持ち帰りするのもおすすめです。

店内には、贈答用のうどんも

店内には、贈答用で使えるうどんも用意されているので、ちょっとした贈り物にも最適です。

曜日によっては、なんと姉妹店からお弁当が!

東口には、20年前から営業している姉妹店の「和食ひで蔵」があります。ひで蔵が営業している平日には、そこからお弁当もきているので、「いわ蔵」の店頭に並んでいますので、ちょっとそれだけをチェックしに来るのもアリです。

いつでも購入できる冷凍自販機も店の外に

コロナ禍でオープンしたお店ということもあり、店頭には冷凍の自販機があり、いつでも「うどん」や「もつ煮込み」などが購入できます。

「田畑が少しずつ減っていき、手打ちうどんをつくる家庭も少なくなったように感じる昨今。郷土の味が失われないよう、伝えていきたい」そんな想いを以前、お聞きしたことがありました。

郷土の食文化、富士見市には「糧(かて)」と呼ばれる茹でた地場野菜などを「うどん」と一緒に食べる風習があるとのこと、そのメニューもありますので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

元祖富士見うどん「いわ蔵」
住所:埼玉県富士見市大字鶴馬2598-1-4
アクセス:東武東上線「鶴瀬駅」西口から徒歩約2分
営業時間:火水木 10:00-15:00
金土日 10:00-15:00 17:00-21:00
電話番号:049-265-8221
定休日:月曜日・第3火曜日
駐車場:あり(10台)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。