今回ご紹介するのは、和光市下新倉にある「西本村さくら公園」です。
こちらの公園は、和光市公式ホームページに掲載されている「わこう市公園マップ」において、「おもしろい遊具のある公園」として紹介されています。
東武東上線「和光市駅」より25分ほど歩いた位置にある「西本村さくら公園」は、駅前で多くの人がにぎわうといったスポットではありません。
住宅地の中にあり、その周辺の人々に愛される穴場の公園となっています。
本日はそんな穴場のオススメスポットである「西本村さくら公園」をご紹介します。
そびえ立つ!ロープでできたジャングルジム
この公園は低い場所と高い場所で高低差があることが特徴となっています。
その高低差のある地形をうまく活用し、いくつかの遊具が設置されています。
公園の入り口から入ってまず目に付くのが、ロープでできたジャングルジムです。
三角形の形にロープが組まれており、頂上はかなり高くなっていました。
ジャングルジムといえば金属の棒でできたものが定番ですが、ロープでできたジャングルジムは金属でできたものとは、違った登り方を楽しむことができます。
ロープの張られている位置を確認しながら、落ちないよう創造力を働かせて上り下りする必要があります。
「こわいよー!」とうまく降りられずに苦戦するお子さんの様子も見られました。
不安定なロープの上にしっかりと立つ必要があるため、バランス感覚を養うのによさそうです。
このような形のジャングルジムは好奇心旺盛な子どもたちの探検心をくすぐりますね。
高低差を活用した幅の広いすべり台
一見すると大きな遊具はジャングルジムのみに見えますが、こちらの公園では高低差のある地形を有効活用した「すべり台」がありました。
横幅の広いすべり台は複数の子どもたちが一緒にすべることができるようになっています。一人ずつすべる必要がないので、通常のすべり台とは違う楽しみ方ができます。
普段はすべり台の下から見守るお父さんやお母さんも、このすべり台ならお子さんと並んで一緒にすべることができますね。
すべり台の上に登るのも、通常の階段がついているだけでなく、でこぼこ道であがれる坂道がついていたり、しっかり持ち手をにぎって登っていくことのできるはしご状のものがついていたりと、工夫が凝らされています。
すべり台の上からは公園が一望でき、幅の広いすべり台を気持ちよく滑り降りることができます。
大きな砂場も用意されているので、年齢差のある兄弟を連れて行った場合でも、見える範囲でそれぞれができる遊びを楽しんでくれそうです。
開放的な場所で楽しむストレッチ
こちらの公園には子どもたちが楽しめる遊具だけでなく、体操器具やストレッチ器具も設置されていました。
上の写真のツイストボードは真ん中の円盤の上に立ち、バーを握って身体をひねることで腰のストレッチをおこなうことができます。
握るバーの位置によってひねり具合が変わるよう設計されているため、心地よい身体の伸びが感じられます。
ツイストボードは公園の中でも高い位置に設置されているので、広々とした公園を見下ろしながら気持ちの良いストレッチを楽しむことができます。
すべり台の箇所だけでなく、公園全体に高低差があり、でこぼことした地形は走り回る子どもたちを魅了しそうです。
また、公園を1周歩いて周るとちょうどいい散歩ルートになります。
途中には木陰のトンネルのようになっているところもあり、夏場には涼しい風が感じられそうです。
普段の公園とは違った遊び方ができる公園で、とても楽しいスポットを発見できました。
地形を活用したおもしろい遊具のある「西本村さくら公園」を、ぜひ訪れてみてくださいね。
西本村さくら公園
住所:埼玉県和光市下新倉4-10
アクセス:東武東上線・東京メトロ副都心線「和光市駅」より徒歩約25分