敷島神社のドキドキ冒険スポット!「田子山富士塚」

みなさんは、志木駅の周辺にある、こんな看板を見たことがありますか?

「敷島神社は知ってるけど、『富士塚』って何だろう…?」
気になったので調べてみると、「富士山を模して作った人工の山や塚」のことを富士塚、と言うようです。ミニ富士山と呼ばれることもあるのだとか。

また、令和2年の3月に、国指定の重要有形民俗文化財に指定された場所なのですが、なんと、大安と友引の日だけは登れるのだそう。

というわけで今回は、敷島神社の敷地内にあるミニ富士山、「田子山富士塚」を紹介したいと思います!

いざ「ミニ富士山」へ!バス停の名前の由来ってもしかして…?

志木駅からバスに乗り、「富士道入口」で降りました。
よく乗るバスで聞き慣れたバス停の名前だったのですが、「富士道入口」って、もしかして「富士塚の入口」ということなのでしょうか?
今まで何も意識していませんでしたが、バス停の名前にも意味があるんだな、と少し新鮮な気持ちになりました。

敷島神社に来るのも久しぶりです。子どもたちが敷地内の遊具で元気に遊んでいました。暖かい日差しの中、蝶がたくさん飛んでいてきれいです。

今まで敷島神社ばかり気にしていたので、あまり意識していなかったのですが、奥に見えるのが「田子山富士塚」だったんですね!初めて登るので、ワクワクします。

さあいざ登拝へ!ハラハラドキドキの冒険!

「入山の心得」と書かれた看板があったので見てみると…。

「足場が悪く危険がいっぱい」「ぞうり・ハイヒールは禁止」とのこと。わずか9メートル、マンションで言うと4階くらいの高さの山とはいえ、注意が必要です。

奥に進むと…

緑がいっぱいで気持ちいい〜!
「志木にこんな場所があったなんて!」と安らいでいる間もなく、急にぼこぼこと険しい道になりました。気をつけないと本当に転びそうで危ない…!

一緒に来た5歳の娘は「楽しい〜!」とひょいひょい歩いていましたが、見ている方はヒヤヒヤでした。自分が転ばないよう気をつけるので精一杯…。
この前まで赤ちゃんだったのに、こんな道もスイスイ進めるようになったなんて頼もしくなったなあ…!と、娘の成長も感じました。

ようやくてっぺんが見えてきました。

到着〜!だいたい10分くらいかかったでしょうか。達成感があります。
頂上の神社でお参りをします。
とりあえず無事にここまでこられてよかった…!

お天気のいい日は富士山の頭が見えることもあると聞いていたので、探してみましたが…

この日は見ることができました!ラッキー!
バッチリ写真に写っていますよ!どこが富士山の頭か、みなさん分かりますか?

さあ、登り終えたら今度は下山です!
なかなか険しかった山道、降りるときはもっと怖かったので、気をつけながらゆっくり進みました。

子どもも自分も怪我なく無事に下りられて、ホッとしました。

疲れたけどなんだかスッキリ!

緑に囲まれて、気持ちもリフレッシュ!体を動かしたはずなのになんだか元気が湧いてくる、そんな不思議な時間でした。

敷島神社には何度か来たこともあったのに、こんなにすてきな体験ができる場所があるとは知らなかったので、衝撃です。
新しい体験は、自分の身近なところにまだまだたくさんあるのかもしれませんね。

志木にいるのに、遠いところですごい大冒険をしたような感覚でした。皆さんもぜひ、「田子山富士塚」で登拝してみてください!

登拝するときは、動きやすい服とスニーカーの着用をお忘れなく!

敷島神社 田子山富士塚
住所:埼玉県志木市本町2-9(敷島神社境内)
アクセス:東武東上線「志木駅」より 徒歩約25分
     志木駅東口よりバスで約4分 バス停「富士道」下車 徒歩5分