千葉県成田市にある、成田山。
空海の不動明王を祀っていることでいることで有名です。
でも和光市から成田山まで行くには、車で一時間半。
公共交通機関だと、2時間半もかかってしまいます。
今回紹介する「神護寺(しんごじ)」は、成田山と同じ宗派。
同じように不動明王を祀っているため、和光市でも成田山にお参りすることができるんです!
成増駅からも和光市駅からも参拝できます
最寄り駅は、成増駅か和光市駅になります。
取材したこの日は、和光市駅の方から行ってみました。
駅からは徒歩だと25分と距離があるため、レンタサイクルを使って向かいました。
道は若干複雑なところがあるため、地図アプリを見ながら行くといいかもしれません。
お寺の近くには、残念ながら自転車を返却する場所がなかったため、10分ほど離れたところに返してから、参拝にうかがいます。
一度到着したと思ったら、うっかりお寺の裏の坂道の上に着いてしまいました。
参拝される皆さまは、注意してくださいね!
お寺の前には駐車場があり、5台ほど駐車することができそうです。
ここが埋まっていた場合は、近くのコインパーキングを利用してください。
お寺の駐車場の横には、近くのコインパーキングの案内が書いてありましたので、こちらを参考にしてみてください。
神護寺の不動明王のご利益
境内の入口には、成田山と書いてある提灯や赤い旗などがたっていて、おごそかな雰囲気を感じます。
不動明王のご利益は、除災招福・病気平癒・疫病退散・身体健全・家内安全・国家安泰など。
いにしえより、敵国退散の守護神や疫病退散の守護神として、崇められています。
少し進んでいくと、立派な狛犬が出迎えてくれました!
更に階段を上っていくと本堂があります。
アルコール消毒が置いてあり、感染症対策もばっちりされていました。
赤ちゃんを供養するためのお地蔵様「水子地蔵」
本堂に向かって右側には、水子地蔵(みずこじぞう)がありました。
水子地蔵とは、お母さんのおなかの中で亡くなってしまった赤ちゃんや生まれて間もなく亡くなった赤ちゃんを供養するためのお地蔵様なんだとか。
その中でも合掌している水子地蔵には、慈愛を持って赤ちゃんを成仏するという願いが込められているようです。
そのような意味を持っていることを、今回調べてみて初めて知りました。
皆さまもお参りの際には、この水子地蔵にも慈愛の心で手を合わせてみてください。
そしていたるところに立っている赤い旗には、節分の文字が書かれていました。
2月3日には、節分の行事があったようです。
その他にも年中行事として、5月には春の大祭、9月には秋の大祭などがあります。
本堂前に案内が置いてありますので、気になる方は見てみてください。
お祭りではないものの、イベントもたくさんあります。
古い仏教音楽である「御詠歌」を唱える体験の案内も置いてありました。
またこのお寺では、「寺ヨガ」を行っているんだとか!
お寺の中でヨガなんて、他では見たことがありません。
お寺には、めずらしい公式インスタグラムもあります。
色々な取り組みが載っているので、ぜひ見てみてください♪
真言宗智山派 成田山神護寺
住所:埼玉県和光市白子3-40-30
アクセス:東武東上線「成増駅」より徒歩15分
東武東上線「和光市駅」より徒歩25分
TEL:048-461-4080
公式Instagram:https://www.instagram.com/naritasan_jingoji/