突然ですが、皆さんは「フードロス」という言葉はご存知ですか?
フードロスとは、「本来食べられるのに廃棄される食品」のことを指します。
そのフードロスを減らす取り組みをしているNPO日本もったいない食品センターが運営する「ecoeat(エコイート)」が、8月13日朝霞市にオープンしました!
です。
エコイートは、現在大阪や兵庫、高知など西日本を中心に8店舗あり、埼玉県では朝霞市が初出店となります。
ここでは賞味期限が近い(もしくは過ぎてしまった)廃棄予定の食品や飲料を買い取り、その中から販売可能な商品を陳列しています。
ズバリ!「賞味期限切れでも食べられる」!
ご存知の方も多いかと思いますが、「消費期限」と「賞味期限」の違いをちょっとおさらい。
「消費期限」とは
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、表示された日付まで「安全に食べられる期限」
「賞味期限」とは
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、表示された日付まで「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」
とされています。
賞味期限切れでも食べられるのですが、そうした商品を売っているお店はマイナスイメージを持たれる懸念があります。
だから廃棄せざるを得ない・・・。
消費者側の意識の問題なので、すぐにフードロスを改善するのは簡単ではありませんが、食べられるのに捨てるのはもったいないですよね。
ちなみに日本で「食べられるのに捨てられる食品」の量は年間643万トン(数字が大きすぎて想像できない!)と推計されていて、この数字を少しでも小さくできたら・・・。
そんな思いもあるので、エコイートさんができたのは素晴らしいことだと思います!
まだまだ食べられるよ!
さて、オープンしたてのエコイートには、家族や夫婦で来ている人たちがいたりと、にぎわっていました。
店内はそこまで広くはないですが、商品が見やすいように並んでいます。
お店に入ってすぐ、柿の種やソフトサラダ、外国のビスケットなどの個包装がたくさん並んでいるのが目に入ります。
廃棄される可能性のある食品がこんなにあるというのを実感します。
どれも賞味期限は先月や今月のものです。
(そのためお値段は安い!)
私たちがこうして食べきれる量を買って食べれば食品ロスも減らせますね。
私は家に大袋のお菓子があると、ついつい手が伸びて食べすぎてしまうので、ばら売りのものを少しだけ買っておけば食べすぎ防止にもなるのでありがたいです。
(ハッピーターンのばら売りは初めて見ました!)
掘り出し物発見!
お店の奥にはちょっと珍しいものがありました。
定価だと6,000円するダイエット食品が348円で並んでいます!
掘り出し物な感じがします。気になるものがあったら試してみてもいいかもしれませんね。
他にも、大きなスライスチェダーチーズが置かれています。
完全に業務用ですね。チーズ好きの人には嬉しい商品です。
レジの店員さんは目を見て対応してくれたため、マスクの下も笑顔なのも伝わりました。一瞬でも笑顔を感じると嬉しくなりますね。
買った商品も丁寧に扱ってくれたため、好印象を受けました。
レジの対応が良いと、帰り道も気分が良いです!
フードロス削減に協力できるエコイートさんを今後も利用していきたいと思います。
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
ecoeat(エコイート) 朝霞店
住所:埼玉県朝霞市仲町2-2-19リンクスビル1階
電車:東武東上線朝霞駅から徒歩2分
電話番号:048-424-7771