鶴瀬の住宅街にひっそりとたたずむ「さだおじさんの手作りグラタンコロッケ」

今回、ご紹介するのは東武東上線「鶴瀬駅」東口から徒歩約10分という立地にある、グラタンコロッケ専門店「さだおじさんの手作りグラタンコロッケ」です。

2024年9月にオープンした、男性シェフひとりで切り盛りするテイクアウト専門店です。

近所の友人から、「知らない間にのぼりが立ってて、気になるけれど早い時間に行かないと売切れで買えないって評判になっているお店があるのよ」と教えてもらいました。
そんな話を聞いてしまったら、もう行くしかないでしょ!と、すぐにでかけました。

鶴瀬駅東口から住宅街をぬけて、この道でいいのだろうか?と心配になるくらい何もない場所に突然、お店らしきところが見えます。

ドラッグストア「ウェルシア」のすぐ近くにあるこぢんまりした一軒家で、この道は車を運転する人には有名な抜け道ではあるのですが、地元の人でないとちょっとためらうほど細い道路です。私も何度もここを通っていましたが、何かあるな!程度で素通りしていましたが、お店になっていました。

お昼すぎに訪問

お昼すぎに訪問したのですが、すでに売り切れとなっていました。売切れ次第終了のお店なので、早めに行かないとありつけないのか!と納得しました。それもあり、翌日は少し早めのお昼ちょっと前に訪問すると、営業していました。

店舗には駐車場はありません。車で行かれる方は近くにコインパーキングがありますのでそちらをご利用ください。駅からも歩ける距離なので、行きやすい場所でした。

店内入ってすぐ右手にカウンターがあります。反対側に数人が座れるようにイスだけが置いてあります。店内はいたってシンプルでそれだけしかありません。

いよいよグラタンコロッケとご対面

カウンターで個数を注文すると、その場で揚げてくれます。それをじっくり待ちますが、さほど時間もかからず揚げ終わりますので、退屈する時間もないです。

揚げものの場合、予約注文を取っているお店が多いのですが、こちらは「ひとりでやっているために電話もSNSも営業中は無理なので、一切予約も受けていないので店頭に来てください」とのことでした。

揚げたて熱々

揚げたて熱々をパックに入れてくれました。1個180円です。
帰宅後、すぐに食べました。さっくりした薄い衣で中は、トロッとしたクリーミーな王道のクリームコロッケです。キノコとマカロニが入っているので食べごたえもあります。

すぐに食べない場合はどうしたらいいのか?聞いたところ「数秒レンジでチンしてから、トースターで数分あたためて、衣がサクサクになるようにしてください」とのことです。

もちろん、揚げたてを購入しているのですぐ食べたいのですが、時間が合わなかったり、夕食のお供にしたい場合などは、リベイクをしっかりしておいしい状態で食べてください。

店主いわく「ひとりで全部手作りしているので、そんなに大量にはできないこともあり、お昼には売切れてしまう場合もありますが、午後の遅い時間まで残っている日もあるので、お気軽にお店をのぞいてほしいです」とのことでした。

店主は、元々は飲食店などにいたわけでもなく、家族のために作っていた「グラタンコロッケ」が評判だったので、これ1本でやってみようとはじめたそうです。

私が購入しながら、お話を聞いている間も、ひっきりなしにお客様が訪問してて、「先日、夕食のともにしたら、家族から大好評だったので、今回も家族分を買いにきました」という方や、「すぐ食べたいので1個だけください」など、人気の様子がうかがえました。

ただし、週末はお休みなので平日の限られた時間のみ限定販売ということもあり、訪問できる人が限定されてしまうのもありますが、まだまだ知られていない隠れ家的なお店なので、ぜひ訪問してみてください。

さだおじさんの手作りグラタンコロッケ
住所:埼玉県富士見市上沢1-6-13
アクセス:東武東上線「鶴瀬駅」西口から徒歩約10分
営業時間:11:00-18:00
定休日:土日祝日
駐車場:なし
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
・商品がなくなり次第閉店。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。