新座市に2026年4月にオープンした「GENKI INNOVATION CENTER」は、カフェやマルシェ、アート工房、福祉サービス施設などがひとつになり、地域の人が自然と集まる複合施設です。
そのなかに、志木市でおいしいと話題のベーグル専門店「GEs BAGEL WORKS」が監修するカフェ「g and BAGEL FACTORY」があると知り、以前からずっと気になっていました。
念願かなって、ようやく訪れることができました。
初めてでも迷わない「g and BAGEL FACTORY」への行き方

初めて向かうときは、入り口を少し見つけにくいかもしれません。目印は「池田小入口」のバス停です。そのすぐ横に立つのぼりを見つけて砂利道へ。
「この道の先に新しいお店があるの?」と思いながら進むと、保育園の奥に真新しい建物が見えてきました。

中庭にある小さな立て看板を見つけ、通路を進むと、シックな黒い扉が現れます。
ここがカフェの入り口です。

扉をくぐると、香ばしいコーヒーの香りがふわっと迎えてくれました。店内には焙煎機があり、空間そのものがいい香りに包まれています。
たくさんのベーグルと焼き菓子 テイクアウトも
店内は温かなライトに照らされて、カウンターいっぱいのベーグルと焼き菓子が並んでいました。

「どれもおいしそう!」入った瞬間から気持ちが高まります。
めんたいもちチーズ、ベーコンポテト、アップルティー、あんバター……、気になるものばかりで、なかなか決められません。

さんざん迷った末に、今回はランチプレートをオーダーしました。
それでも「あれも食べたい、これも気になる」という気持ちは収まらず、結局いくつかは持ち帰ることに。

4つのベーグルはテイクアウトで家族と食べることにしました。
一席ごとに表情が違う居心地のいい店内

イートインスペースに入って、まず目を引いたのがアンティークのテーブルと椅子です。
形や色、使い込まれた風合いもさまざまで、同じ組み合わせの席はひとつもありません。「どの席に座ろうかな?」と選ぶ時間まで楽しくなります。

窓の外には隣の敷地の保育園の庭が広がり、店内にも明るい光が差し込んでいました。

店内の奥には、大きな本棚がありました。
子どもたちに何度も読まれてきた、使い込まれた絵本や雑誌と一緒に、ドライフラワーや昔使われていた仕事道具が飾られています。

新しく整えられた建物の中に、長い時間を重ねてきたものが自然に溶け込み、どこか懐かしく落ち着く雰囲気です。
中庭の見える窓際は気持ちのいい吹き抜けになっています。

店内を見た後、窓際の席に座ることにしました。

イートインの番号札は、手書きのアルファベット。細部までおしゃれな世界観です。
もちもちのベーグルサンドと香ばしい焙煎珈琲

お待ちかねのランチに選んだのは、カマンベールチーズサンドです。
スープはミネストローネとクラムチャウダーから選べたので、ミネストローネにしました。
ひと口食べて、まず驚いたのがベーグルのもちもちとした食感。
中には生ハムとカマンベールチーズが惜しみなく挟まれていて、どこを食べてもしっかり具材を味わえます。
弾力のある生地が具材をしっかりと受け止め、最後までバランスよく食べられました。
ミネストローネは具だくさんで、スープというよりもひとつの料理のような食べ応えがあります。
もちもちのベーグルサンドと温かなスープ。
ベーグルサンドというと軽食のイメージもありますが、こちらは一皿で「しっかり食べた!」と感じられる満足感です。
食後には、ランチと一緒に注文したコーヒーがテーブルに運ばれてきました。

カップを口元へ近づける前から、ふわっと香ばしい香りが立ち上ります。
店内には焙煎機が置かれていて、ここで焙煎した豆を使った香り豊かなコーヒーが楽しめるんです。

コーヒーの専門知識がなくても、運ばれてきた瞬間に広がる香ばしさと、すっきりとした飲みやすさが印象に残りました。
苦みも酸味もバランスが取れていて飲みやすく、ベーグルとミネストローネを楽しんだ後に、ゆっくり味わいたくなる一杯です。
おいしいランチの余韻に浸りながら、香ばしいコーヒーでひと息。つい長居したくなる、穏やかな食後の時間を過ごせました。
オリジナルグッズやチャリティBookも販売

店内を見渡すと、コーヒーやエコバッグなど、「g and BAGEL FACTORY」のオリジナル商品も並んでいました。

自宅でもお店の味や雰囲気を楽しめるので、家族へのお土産にもよさそうです。
入り口からイートインスペースに抜ける階段横に、「ありがとうBOOKS」と書かれたコーナーもありました。

表紙の絵がかわいらしい英語の本が、よく見えるように並べられています。

本は1冊200円、3冊500円。売上は、小児がんとたたかう子どもたちへ楽しいイベントを届けるチャリティーに活用されるそうです。
ステキな本との出会いが支援にもつながる、気軽に参加しやすい取り組みですね。
持ち帰りベーグル4種類を家族で食べ比べ

お店のパンフレットによると、ベーグルに使われているのは、天然酵母と北海道産小麦、ほんの少しの塩と砂糖。
低温でゆっくり発酵させることで、小麦本来の甘みを引き出しているそうです。
- 「めんたいもちチーズベーグル」

こんがり焼けた表面のチーズの香りが食欲をそそります。半分に切ると、チーズが溶け込んだ生地の中に明太子が広がっていました。
ひと口食べると、まず感じるのはチーズのしっかりとした風味。そのあとに明太子の塩気と、噛むほどに増していく生地の甘みが続きます。
中までチーズがたっぷり入っていて、食べ応えのあるベーグルでした。
- 「ベーコンポテトチーズベーグル」

切り分けてみると、中から現れたのは厚みのあるベーコン。ポテトとチーズも合わさり、ひとつでも満足感があります。
ピリッとしたコショウがアクセントになっていましたが、子どもにも好評でした。
- 「アップルティーベーグル」

軽く温めると生地がふんわりとして、紅茶の香りがやさしく広がります。中にはリンゴがしっかり入っていて、シャキシャキとした食感がよいアクセントに。
紅茶の香りとリンゴの甘み、生地のもちもち感を一緒に楽しめる、おやつにもぴったりのベーグルでした。
- 「あんバターサンドベーグル」

厚めに切られたバターとたっぷりのあんこの入ったベーグルは、手に取るとずっしりと重みがあります。
甘すぎずあっさりとしたあんことバターが口の中で溶け合うと、ほどよく濃厚な味わいになります。
もっちりとしたベーグル生地とも相性がよく、最後まで飽きずに食べられました。
食事として楽しめるものから、子どものおやつに選びたくなる甘いものまで、家族それぞれにお気に入りが見つかった4種類。
次に訪れたときは、今回選べなかったベーグルも試してみたくなりました。
もちもちのベーグルと店内焙煎のコーヒーを味わいながら、親子でゆったり過ごせるカフェ「g and BAGEL FACTORY」。
絵本を広げられる子ども向けの席や中庭があり、子ども連れでも気兼ねなく過ごせます。
一人で静かにコーヒーを楽しみたいときや、ベーグルを持ち帰って家族で食べたいときにも利用しやすいお店です。
次はどのベーグルを選ぼうかと、帰ったあとも楽しみが続く場所でした。
新座市で親子一緒に過ごせるカフェを探している方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
g and BAGEL FACTORY
住所:埼玉県新座市池田4-8-44
アクセス:東武東上線「朝霞駅」から車で約15分
JR武蔵野線「新座駅」から車で約20分
営業時間:11:00-16:00
定休日:日・月・祝日
駐車場:あり(他の施設と共用5~6台)

























