朝霞は、カフェが多く点在している町です。その中のひとつ、住宅街にひっそりとたたずむ『COFEE MOAT(カフェ・モート)』さんをご紹介します。
地元・朝霞の珈琲豆とパンを使った、ニューヨークをテーマにしたカフェです。
西友・朝霞店の正面口を出ると、目の前に畑があります。その向こう側にある赤い看板の「COFFEE」の文字が、ずっと気になっていました。
どこか懐かしい雰囲気の珈琲店
さっそく店のドアを開けて入ってみると、右手に4人分のカウンター席と奥には二人席があり、こじんまりとした印象です。
そして店内には、ジャズピアノが程よいボリュームで流れていて、まさに“大人のカフェ”です。
インテリアもブラウン系で統一され、異国の雰囲気がありながらも、純喫茶風で懐かしい感じがしました。
メニューが多くて選ぶのに迷ってしまう!
メインはホット・サンドと珈琲のお店ですが、タコライス、パスタなどの食事メニューもいろいろあります。
デザートはパンケーキやスコーン、コーヒーゼリーなど。そしてドリンクは20種類以上あるため、正直どれにしようか迷ってしまいました。
そして、しばらく悩んだ末に『小松菜のグリーンスムージー』を飲んでみることに。
見た目が鮮やかで、思わず「うわー!きれい!」と言ってしまいました。
気になるお味は……くさみは全くなく、ゴクゴク飲めて意外と!?おいしかったです。
「旬の食材を使ったメニューを出している」とのことで、秋のパンプキンやマロンラテがありました。
少し前の夏まっさかりの時期にあった、『スイカフローズン』や『白桃ロールケーキ』も食べたかったですね。
そして、『蔵王高原ブルーベリーソース&バニラアイス』も注文。
しばらくすると、店内にパンケーキのにおいが、ふんわりと漂ってきました。
パン屋での経験をもとに店をオープンしたという、店主の手作りオリジナル・パンケーキは、なんと雑穀入り!
ふわっふわで柔らかく、アイスクリームと、甘酸っぱすぎないブルーベリー・ソースをかけて、おいしくいただきました。
アルコールもメニューにはありますが、メインは珈琲とホットサンドです。
珈琲と共にニューヨークについての会話を楽しむ
壁には、ニューヨークの写真が何枚も飾られていました。
実は、店主がニューヨークに行ったときに撮影したものだそうです。
ニューヨークに住んでいた、または行ったことがある人。もしくは、これから訪れる予定の人などが「気軽に話ができるような雰囲気を大切にしている」とのことでした。
お店には地元の人はもちろん、外国の方も来店されることが多いようです。
店内では、ニューヨーク在住経験のある、ジャズに精通した常連さんから贈られたという、ジャズピアノの曲が流れています。
壁には、セントラルパークや五番街、タイムズスクエアなどが細かく記された地図がありました。
ちなみに、CDコンポの台にしているミシン台は、店主のお祖父さまが使用されていたものだそうです。
その様なインテリアになっているので、ゆったり、くつろげるカフェなのでしょうね。
また、地球儀があることから、旅やカフェめぐりが趣味という店主の言葉に納得。
不定期に長期休業されることがあるので、SNSなどでチェックしてから来店してくださいね。
COFEE MOAT(カフェ・モート)
住所:埼玉県朝霞市仲町1-11-37
アクセス:東武東上線「朝霞駅」東口から徒歩約3分
TEL:048-469-2000
営業時間:11:00-19:00(月・水・木・金)
09:00-19:00(土日祝)
定休日:毎週火曜日