今回ご紹介するのは、体に優しい、こだわりのラーメンがいただける「大和田らーめん」です。
素材の旨みを引き出す無化調スープと、地元愛あふれるらーめん店「大和田らーめん」。こだわりと優しさが詰まった一杯は、まさに“通いたくなる味”です。
新座の旧川越街道沿いにあり、ゆったりと食事が楽しめる、私お気に入りのお店を紹介します。
細やかな心配りが嬉しい、落ち着いた店内
入店時に目を引くのはドアの前に置かれた「本日の食材リスト」。
スープや麺などのその日使用されている厳選素材が表示されていて、素材への真摯な姿勢が伝わるポイントです。
こだわりについてはお店の公式Instagramでも積極的に発信されており、安心してラーメンをいただけるのがうれしいです。
スープはもちろん、麺も毎朝お店で気温・湿度に応じて打ち分けられており、このこだわりが地元で愛される理由なのでしょう。
一番人気のメニューは「大和田らーめん（1,600円）」。 バラのりや味玉、なめこorメンマ、チャーシュー中盛が贅沢にトッピングされた看板メニューです。
見た目の華やかさもさることながら、どの具材もスープと調和し、自然な味わい。最後まで飽きずに楽しめる一杯です。
他にも「味玉らーめん」「純生醤油らーめん」など定番メニューが揃っており、トッピングでアレンジも可能。
九条ねぎ・とろろ・なめこなどの変わり種や、無農薬米を使ったごはんもの（変わり飯・ちゃーしゅー飯）も充実しています。
清潔感のある店内にはカウンターがなく、二人掛けのテーブル席のみ。
この設計にも「ゆっくりと食事を楽しんでほしい」という店主の意図が込められているのだそう。
友人と、家族と、一人でも。どんなシーンでも過ごしやすい、温かな空間です。
食券を購入するとおしぼりとよく冷えたお茶をテーブルに用意して案内してくださいます。
店の奥にはお茶のおかわりとティッシュ、つまようじ、紙エプロンを完備。このような細やかな気配りがうれしいです。白い服を着ていても安心してすすれますね。
素材へのこだわりが光る、新座のやさしい1杯
今回私が注文したのは、看板メニューの「特製大和田らーめん」と「替わり飯」。
味変に塩昆布とブラックペッパーが用意されています。
いざ実食。最初に驚くのは黄金に透き通るスープ。
化学調味料を使わず、地鶏や煮干し、昆布など、すべて自然素材でとった出汁でできたスープからはふわりと奥深い香りが漂います。
「体にいい」をウリにしてるお店って、たまに物足りなかったりするけど…
ここは違う。コクも旨味もしっかりとしていて、思わずスープを完飲してしまうほどなのです。
そして、麺もすごい。毎朝お店で手打ちしてる自家製麺は、細麺と太麺の2種類から選べて、これがまたスープと合う。今回は太麺をチョイスしました。
地元の小麦や天然かんすいを使った麺からふわっとひろがる、小麦の香りもたまりません。
チャーシューも、低温調理でしっとり柔らか。赤ワイン・塩・砂糖で、余分な肉の水分や臭みを取るために、一晩以上漬け混んでから低温でじっくり煮込んでいるため、しっとりジューシーな味わいです。
豚モモと肩ロースを使っていて、脂っこくなくてぺろっと食べられるので女性は好きな方が多いのではないでしょうか。
今回の替わり飯は「鶏のつくねと塩だれ餡掛けの丼」とのことで、優しい味わいの鶏つくねとさっぱりとした塩だれの餡、程よい歯ごたえのえのきがマッチしていてあっという間に完食してしまいました。
添えられたバラ海苔の風味も食欲をそそります。
塩昆布は味変用に添えられていますが、私のおすすめは、半分ほど食べ進めたタイミングでの投入。コクが増して、また違う表情が楽しめます。
車でも安心。駐車場とアクセス情報
この大和田らーめんは駐車場が2台完備されているため、車での来訪も安心。
道幅もある大きな交差点に面しているため、出入りもスムーズです。
公共交通機関をご利用の場合は新座駅北口から徒歩12分程歩くか、志木駅からバスで10分程度「大和田」で降りれば目の前に見えます。
今回いただいた大和田らーめんはこだわりが随所に感じられる1杯で、お腹も心も大満足でした。
他にも15時以降限定のガツンと煮干しを感じる「煮干しらーめん」やごまが香りコク深い「担々麺」など魅力的なメニューがたくさん。
ぜひ足を運んでお気に入りの1杯を見つけてください！
大和田らーめん
住所：埼玉県新座市大和田4-2-3
アクセス：JR武蔵野線「新座駅」から徒歩約12分
営業時間：11:00～20:00
定休日：火曜日
駐車場：2台
Instagram： @owada_ramen
公式サイト：https://owadaramen.com
