今回ご紹介するのは「お好み焼きはるみ」。
青葉台公園や、朝霞中央公園陸上競技場前によく出店するキッチンカーです。
公園で遊ぶ親子から人気で、お子さん連れのママが「今日も来たよ~!」とにこやかにご主人とお話している姿を見かけることもあります。
公園遊びの強~い味方、キッチンカー!
よく晴れた土曜日、青葉台公園で子どもたちを遊ばせながら「今日のお昼、どうしようかな~」と考えていると、はるみのキッチンカーから食欲をそそるソースの香りが漂ってきました。
よし!今日のお昼はここに決まり!
青葉台公園にはよく遊びに行くので、はるみのキッチンカーが来ているのは知っていましたが、食べるのはこの日が初めて!
「お好み焼きはるみ」という名前ですが、販売しているのは麺が入った「広島風お好み焼き」。
他に焼きそばや、焼き芋もありました。
広島焼きの大きさは、並みサイズで女性1人分、大サイズは男性1人分とのことなので、子どもたちと3人で「はるみ焼き」の大サイズをシェアして食べることにしました。
注文すると、ご主人がリズムよくチャッチャッと音を立てながら鉄板の上で調理開始!
材料を焼いた後、ドーム状の蓋をかぶせて何かを蒸している様子。
「うちのは生地がないけぇ、他の広島焼きとは違うんよ!」と笑うご主人の言葉に、どんな広島焼きが出てくるのかドキドキしながらしばし待ちます!
蒸しあがると、奥さまが仕上げのソースと青のりを振りかけできあがり!

こんもりまんまるな広島焼き、予想外の形に驚きです!
実は個性派!?生地がない広島焼き!
ベンチに座り、アツアツのうちにいただきま~す!

お箸で広島焼きを割ってみると、薄く焼かれた卵、ふんわり蒸されたキャベツともやしに細かく刻んだお肉、その下に焼きそばの3層になっています。
かつお節はかかっていないのかな?と思いつつ食べ進めると、焼きそばに鰹節パウダーが混ぜ込まれていました。
外での食事では、上からかけたかつお節が風で飛んでしまうこともありますが、これなら食べやすいし、かつお節の旨味もまんべんなく広がっておいしい!
キッチンカーならではの工夫なのかもしれません。
はるみの広島焼き最大の特徴は「生地がないこと」。
あまり広島焼きになじみのない私は、「生地がない」ってどういうことだろう…?と疑問に思ったのですが、一般的な広島焼きは、まず鉄板の上でうすく生地を焼き、その上にもやしやキャベツなどの具を乗せて、ひっくり返してさらに焼く、という方法で作るそう。
はるみの広島焼きは生地の代わりに薄焼き卵と麺で具をサンドしている、ということになります。
この焼き方は「ふわふわの野菜を食べてほしい」というご主人のこだわりからあみ出されたそうです。
食べてみると、鉄板の上で蒸し上げられた野菜は本当にふわふわでとっても甘いのです!
子どもの大好きな焼きそばと一緒に、たっぷりの野菜もとれて栄養満点。
親子共にうれしいことづくしの広島焼きでした!
広島焼き愛と奥さま愛から生まれた、キッチンカー「はるみ」
実はご主人、もとは本場広島で広島焼きの店舗を持っていたそうです。
しかし、転勤がある奥さまと一緒に引っ越しをするため、どこでも続けられるキッチンカーに転身したのだとか。
店舗時代を含めると約20年間広島焼きを焼き続けているとおっしゃっていました。
ご主人の広島焼きと奥さまへの愛が現在のキッチンカー「はるみ」に繋がっているのですね!

キッチンカーのラッピングや、容器のふたにはにこにこ笑顔のご主人の似顔絵。

写真撮影に快く応じてくださいましたので、ご本人のお顔もパシャリ。
似顔絵そっくりのチャーミングな笑顔で、広島焼きを焼きながら、お店の歴史や広島焼きへのこだわりをいろいろとお話してくださいました。

キッチンカーの裏側にはテーブルが設置してあり、ご主人とにぎやかにお話しながら食事をしているお客様もいらっしゃいました。
お料理のおいしさだけでなく、ご主人のお人柄も人気の秘訣のようです!
たっぷり野菜の個性派広島焼き、気になった方は公式インスタグラムや公園にある掲示で出店日をご確認の上、ぜひ味わってみてくださいね!
キッチンカー お好み焼き はるみ
住所:青葉台公園 埼玉県朝霞市大字膝折2-30
朝霞中央公園陸上競技場 埼玉県朝霞市青葉台1-9-1
アクセス:青葉台公園 東武東上線「朝霞駅」から徒歩約10分
東武東上線「朝霞駅」から大泉学園駅北口行バス乗車「青葉台公園」下車すぐ
朝霞中央公園陸上競技場 東武東上線「朝霞駅」から徒歩約10分
東武東上線「朝霞駅」から大泉学園駅北口行バス乗車「上の原」下車、徒歩約5分
TEL:090-5378-7471
営業時間:出店日にインスタグラムにて発信
定休日:インスタグラムにて発信