新しい発見がある?!さくらの花が美しい「柳瀬川桜堤」

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志木市には新河岸川と柳瀬川が流れています。
東武東上線の駅名にもなっている「柳瀬川」の川沿いに「柳瀬川の桜堤」という表示をみかけてちょっと気になっていたので、Googleマップでチェックしてみると「景勝地」とされていました。

柳瀬川のさくら並木はお花見スポットとして以前から知っていたけれど「さくら並木以外にもちょっと面白いところがある」という情報を聞きかじったので実際にたしかめてみようと思い、出かけてみました。

お花見に最適な川沿いに並ぶさくらの木

3月中旬、東京のさくら開花宣言が出ていたので、出かけてみたのですがまだまだこれからのようでした。

この様子が二週間後には…

このように満開になっていました。美しいですね。川沿いに約160本のソメイヨシノが植えられているそうです。

少し広くなっている川沿いのスペースに近所の保育園のお子さんたちが遊びに来ていました。のんびりお花見には最適の場所です。

土手沿いの道は整備され、以前に比べて道幅が少し広がっていました。
散歩もしやすくなりましたね。

このあたりは未舗装なのですが、将来的には舗装する予定なのでしょうか?
「遊歩道の整備を行っています」という看板がありましたので、工事は続くようです。

かっぱの「流ちゃん」像を発見!

市役所方面から柳瀬川駅方面に向かってちょうど中間地点くらいに「かっぱの流ちゃん」の像が設置されているという情報をもとに探してみると…

いました!

志木市のHPによると、古くから舟運で栄えた志木市内にはかっぱの伝説にちなんで24体のかっぱの像があるそうです。
そのうちの一つが柳瀬川の川べりに設置されていました。

私は20年以上も志木に住んでいるのですが、この「流ちゃん」の存在は今回初めて知りました。
市内で見かけるさまざまな「かっぱ像」の中で一番かっぱらしい風貌だと思います。

志木市文化財指定「チョウショウインハタザクラ」

土手を歩いていると川とは反対側に、名前は聞いたことがあるけれど実際には見たことがなかった「チョウショウインハタザクラ」の立て看板を見つけました。

ちょっと土手をおりて案内の看板の通りに進んで行ってみました。

すると…

見事な咲きっぷりです。
推定樹齢400年以上、他に類がない栽培品種ということで志木市指定文化財になっています。
びっくりするほどピンポイントの期間で見頃でした。

長勝院とはかつてここにあった寺院の名前だそうです。
見学に訪れた人にはっぴを着た方々が案内をしていました。

夜桜もキレイ!

さくら並木にはちょうちんがたくさん下げてあったので時間を変えて日が暮れてから見に
行ってみました。

ライトアップされた夜桜もまた美しいです。
私は夜に散歩をすることがほとんどないので、夜桜を志木市内で見るのは初めてでした。
夜の散歩で、このような景色に出会えるのは良いですね。

柳瀬川桜堤は「川」「かっぱ」「花」「自然」が融合するとても志木らしい場所です。
のんびりお散歩に出かけられてはいかがでしょうか?桜の時期以外でも、新しい発見があるかもしれません。

柳瀬川桜堤
住所:埼玉県志木市柏町1丁目
アクセス:東武東上線「柳瀬川駅」徒歩3分
     東武東上線「志木駅」徒歩20分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。