スピーディーな対応、抜群の切れ味!和光市の「包丁研ぎ 榎本」

ほぼ毎日使う道具「包丁」。切れ味が悪くなった時、どうしていますか?

研ぎに出したいけれど、包丁が家に無い期間は困るし、そう思うとなんだか面倒になってきた…と、どんどん後回しになってしまった経験が私にもあります。

そんな時、すぐに研いで渡してくれるお店が近所にあったら、とても助かりますよね。
今回は、和光市の「包丁研ぎ 榎本」さんを紹介します。

「包丁研ぎ 榎本」への行き方

「包丁研ぎ 榎本」さん(以下「榎本さん」)は、和光市のイトーヨーカドーの裏にあります。

和光市駅南口から向かう場合は、イトーヨーカドーの西側の道をまっすぐ進んでください。

その先にある、この建物の1Fにお店があります。入り口が見えてきました。

こちらがお店の入り口です。研ぎをお願いしたい場合は、この入り口から榎本さんに直接依頼できます(予約不要)。

和光市駅南口から店舗までは、徒歩で約4分です。

包丁研ぎの内容について

一般家庭の洋包丁であれば1本600円から(和包丁1本800円〜)。混雑状況にもよりますが、最短30分でのお渡しが可能です。

包丁を研ぎに出して、近くでお買い物などを済ませてから受け取りに来るというお客さんも多いそう。

他にもキッチンバサミ、アウトドア用ナイフ、パンナイフ、セラミック製のものなどでも、榎本さんが見て「研げる」と判断すれば、基本的になんでも受け付けてくださるそうです。

1日で持ち込まれる本数は、変動するものの約10〜30本ほど。年末などの繁忙期になると、なんと1日で約60本近い本数になることも!

研ぎに触れた原体験と、大切にしていること

榎本さんは生まれも育ちも和光市。元々お父様が大工をされており、いつの頃か学校給食製造に使用する包丁の研ぎを依頼されたことが始まりだそうです。

ご自身も、小さな頃から「肥後守(ヒゴノカミ)」と呼ばれる小刀を使って近所のお友達と枝を削り木刀を作って遊んだり、肥後守をお父様の作業場で研いでみたりしていたことが原体験かもしれないと話されていました。

「最初の仕事は、のこぎりの目立て(研ぐこと)でした。そのうち近所の方に包丁の研ぎをお願いされて家の軒先でやっていたら、だんだん頼まれるようになっていって。それで本格的に包丁研ぎを始めました。それは確か22年前くらい」

仕事をする上で1番重要視しているのは、やはり研ぎ終わった後の切れ味。お渡しする前に必ず試し切りをして、品質をチェックする作業は欠かさないと言います。

また、包丁を長く預かるとお客様に不便を感じさせてしまうため「お客様を待たせない」ことも大切にされています。榎本さんは専用の機械を使って研ぐため、スピーディーに仕上げられることも強みの一つです。

技術の継承と新体制、これからのこと

榎本さんも70歳を迎えられ、昨年からご家族である一貴(かずき)さんも新たに加わり、現在は2人体制で対応されています。

HPのリニューアルをしたり、それに伴い全国対応可能ということを大きく打ち出したりしたことで、状況も少しずつ変わってきました。

榎本さんご自身も、一貴さんに技術を継承しつつ、少しずつ体制を変えながら仕事を続けていきたいと話されていました。

ご家庭の刃物の調子が悪い時は、ぜひおふたりに一度ご相談してみてください!

包丁研ぎ 榎本
住所:埼玉県和光市本町13-64
アクセス:東武東上線「和光市駅」南口から徒歩約4分
TEL:090-6714-7572
営業時間:9:00-18:00
HP:https://houtyo-togi.sub.jp/

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。