羽根つきたい焼きが人気の「純な」、新座駅前に新登場!

2020年7月31日に、惜しまれつつも閉店となった新座駅前の洋菓子店「ロア・レギューム」。現在はその跡地に、和菓子屋さんが開店しています。
その名も「純な(じゅんな)」。

この「純な 新座店」は、今年の9月にOPENしたばかり。ちなみに本店は川越にあります。どんなお店なのか、さっそく行ってみました。

女性に人気の和菓子屋さん

新座駅のシンボルの水車を横目に、新座駅南口バスターミナルの方へ歩いていくと、大きな「たい焼き」の文字が見えました。風にはためく赤いのぼり旗はとても目立っていました。

お店の前に着くと、70代近くの女性がちょうど「お土産にね、持っていくの」と言いながら「たい焼き」を購入していました。

和菓子大好きな私は、「お土産にたい焼きか~!きっとみんな喜ぶだろな♪」なんて勝手に想像しちゃいました。

さて、私もたい焼きを食べたいところですが、他になにがあるのか見ていると、ふと「焼大福」の文字が目に留まりました。

なぜか妙に惹かれてしまった「焼大福」。すごく食べたい!
しかも、「よもぎ」と「栃の実」の大福です。

栃の実の名前は聞いたことはありましたが、どんなものだったっけと頭をひねっていると、国語の教科書に載っていた「モチモチの木」の話を思い出しました。

たしか、主人公の豆太が「モチモチの木」と呼んでいるのは栃の木のこと。
豆太は栃の実でつくった「とちもち」が大好きで、「ほっぺたが落っこちるほどうめぇんだ」と言っていた記憶…。

そこまで思い出してしまうと、私の気持ちは決まりです。
栃の実を味わってみたい!

と言うことで、今回は「たい焼き(あずき)」と、「焼大福(栃の実)」を注文しました。

ルンルンしつつ商品を受け取ると、私の後ろには女子高生がひとりで並んでいました。
学校の帰り道にたい焼きをつまむのでしょうか。たい焼き食べやすいですもんね。
さらに、お店の前ではママさんたちが足を止めていました。やはり和菓子は女性に人気ですね。

「羽根つきたい焼き」と「栃の実」に大興奮!

家で食べようかと思いましたが、受け取ったときにホカホカだったため、我慢できずに食べてしまいました

まずは「たい焼き」。

なんと羽つきです!餃子もそうですが、羽根つきだとなぜかテンション上がってしまいます(笑)

たい焼きの頭から、ガブッとひとくち。

さすが看板商品なだけあっておいしいです!羽根の部分は薄いのかと思っていましたが、ちょっと厚め。一部あんこが挟まっているところがあり、得した気分になりました。
もちろん、薄くてカリカリしているところもありましたよ。ワッフルコーンのような甘さと香ばしさがあって、羽根好きにはたまりません!

肝心の中心部分は、表面はサクッと、中はモチモチの食感です。
あんこからは黒糖のような甘さを感じ、私好み♪
しっぽまでおいしくいただきました。

続いて「焼大福(栃の実)」。
そう言えば、栃の実ってあく抜きがすごく大変だと聞いたことがあります。
あくを抜いて、使える状態にするまでに半月以上かかるとか。
手間ひまがかかる食材をこんなに手軽にいただけるとはありがたいですね。

では、ひとくち。
焼いていることにより温かく、焦げ目からは良い香りがします。
また、ほのかな甘みがしましたが、それがきっと栃の実の風味なのでしょう!(栃の実初心者の私には難しかった笑!)今度、もう一度食べてみようと思います。

羽根つきたい焼きが人気の「純な」。
新座駅に立ち寄った際には、お土産やお散歩のお供にしてみてはいかがでしょうか。

純な 新座駅前店
住所:埼玉県新座市野火止5-2-35サウスヴィラージュ1F
アクセス:JR武蔵野線新座駅 南口より徒歩1分
TEL:049-293-1515
営業時間:10時~無くなり次第終了
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。