絶滅器具遊具!?土管がある和光市の「ふたば公園」

 昭和の時代にはあたり前のようにあった公園遊具も、時代とともに移り変わっていますよね。
昔ながらの遊具と最新の遊具、2つが融合された公園があると子どもの遊びの幅が広がると思いませんか。
今日は、そんな今と昔が混在している、和光市にある公園をご紹介します!

みんな集まる!憩いの場

 外環自動車道の和光北インター近くにある「ふたば公園」は、以前ご紹介した「みつば公園」のように、「和光市クローバーパーク」といって、市が行っている地域土地区画整理事業で2017年に作られた4つの公園のうちの1つです。

その中で「ふたば公園」は、子どもと集うコミュニティ広場として、みんなが楽しめるちょっと変わった遊具が置いてあります。

懐かしのあの遊具が!

 国民的アニメの影響で、空き地や公園には土管があるものだと思っていました。しかし、実際に公園に置いてあるのは見たことがない!そんな土管ですが、まさか大人になってから見つけるとは予想外でした。ふたば公園にある土管は、横に2つ並んでいて真ん中が繋がっているので、結構な長さがあります。
通常の土管よりも大きく作られているので、3歳くらいの子どもであれば、少し頭を下げるだけで立ったまま中を歩くことができるので、ハイハイの必要がないためヒザが汚れません!

バランス感覚を鍛えられる!

 公園にひょうたん型の砂場があるのですが、砂場の中にバランス感覚を鍛えられる遊具が2つ置かれています。見慣れない形をしてるな〜と思って調べてみると、こちらの遊具は1969年にデンマークで設立されたコンパン社が開発したものだそうです!
 1つは、サーフボードのような形をしている「スターサーファー」。その名の通り、まるでサーフィンをしているかのような動きが体験できる遊具です。

もう1つは、「ロックイット」といって、床板の上に乗って支柱につかまって重心を移動させて遊びます。
1〜3人で同時に遊べるので、友達と協力プレイで全身を使ったバランス遊びが楽しめます。
どちらの遊具も対象年齢が6歳から12歳までとなっています。

他にも楽しい遊具の数々!

 定番のすべり台は、階段で上がるのではなく、築山を登ったところにすべり口があります。
小さい子どもでも手を繋いで登ってあげられるので、階段から落ちる心配がなくて安全に遊べます。

また、丸太で作られた平均台もあります。この平均台は、足にバネが付いているので、一般的な平均台と違って大きく揺れるため、中々バランスを取るのが難しいです!

小さな花壇や休憩場所も!

 公園のすぐ隣には保育園があるのですが、そこの卒園生が植えた花壇があります。
花壇のそばにはベンチもあるので、ゆっくり座ってお花を眺めるのもステキですね。

また、屋根付きのベンチもあるので、日差しが強い日はコチラで休憩できます。
近くには手洗い場があるので、汚れたらすぐ洗うことができます。
また、築山の裏手にはトイレが設置されています。多目的トイレなので広く、子どもと一緒に入れるので安全です。

公園がバス停に!

 和光市内を循環して走っているバスの停留所になっているため、和光市駅南口から10分で公園まで来ることができます。
市のバスなので、どこで降りても大人150円の子ども80円で乗車できます。
すごくお得ですよね!お家が少し離れていても、バスであればすぐ遊びに来れると思うとうれしいです。

公園の近くには大きな物流倉庫があるので、たまに大きなトラックが通ります。
そこだけ気をつければのびのびと遊べる公園です。
みなさんも「ふたば公園」で、子どもとバランス感覚を鍛える遊びをしてみてはいかがでしょうか!

ふたば公園
住所:埼玉県和光市新倉5-9
アクセス:東武東上線・東京メトロ副都心線・東京メトロ有楽町線 和光市駅北口から徒歩22分
     和光市南口より市内循環バス「ふたば公園」バス停下車

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。