2023年4月17日に新座市を代表するお寺「平林寺」の主要なお祭りである「半僧坊大祭」がコロナ禍を乗り越え、3年ぶりに開催されました!
今回が初参加になる私は期待でワクワク!
とっても楽しかったので、その様子をご紹介させていただきます。
「半僧坊大祭」ってなに?平林寺との関係は?
そもそも、「半僧坊大祭」ってなに?という方も多いと思います。
「半僧坊」とは半僧半俗の姿をした摩訶不思議な神通力をもつ、天狗の姿に似た神様を信仰するものです。
平林寺境内にある半僧坊感応殿では、大般若経六百巻の転読などが盛大におこなわれます。
また、近隣法類のお練りや稚児行列もおこなわれ、前の通りでは松平伊豆守信綱をたたえておこなわれる伊豆殿行列や、各種露天や植木市が並ぶとてもにぎやかなお祭りです。
半僧坊の起源である、浜松の方広寺、鎌倉建長寺、平林寺が”全国三大半僧坊”とされているそうです!
半僧坊大祭の日は通年閉門されている半僧門が開放されて、半僧坊感応殿(かんのうでん)へ自由に参拝することができます。
また普段は500円かかる拝観料も無料で中に入ることができます。
交通規制された通りは端から端まで植木市と露天が立ち並び大にぎわい!
新座市役所から平林寺まで交通規制がはられ、市役所の駐車場から植木市と露天がにぎわっています。
いろいろな木や花の苗がお手頃価格で売られていて、この日を楽しみにしていたという人たちで溢れていました。
そして、こもれび通りは端から端まで露天がズラー!
ここ何年かはお祭りも中止になり、このような風景を見ることができなかったので
見るだけでテンションが上がりました!
たこ焼きやチョコバナナなどの人気の屋台はもちろん、最近SNSで話題の10円パンやつけものやさん、乾物や果物のお店など珍しいものも。
メインイベントである稚児行列や転読は14時からなので午前は食べ歩きや地元の保育園の消防活動などを楽しみました。
閉門されている半僧門が開門、お参りをして行列を拝見
半僧坊大祭の日限定で、平林寺境内にある半僧門が開門されお参りすることができます。
奥にある仏殿の中には釈迦如来坐像、脇侍に迦葉尊者と阿難尊者が祀られています。
こちらにお参りをしてから、門前に並びメインイベントである、おねり(稚児行列)を拝見し転読を聞きました。
おねり(稚児行列)が始まると、笛の音とともにお坊さんたちが平林寺から出てきました。
雅楽の笛の音が響きます。
法類(僧侶)は赤い布の靴を穿いて歩いていました。
親御さんに手をひかれ、歩く稚児行列がとてもかわいかったです!
転読は残念ながら人が多く写真に納めることはできませんでしたが、滅多にできない経験ができてとても良かったと思います。
天狗の像もあると伺っていたのですが、こちらも残念ながら発見できず…。
また来年リベンジしたいと思います!
3年ぶりの「半僧坊大祭」はとても賑わっていて、地元の皆さんはこのお祭りが本当に大好きなんだなと思える一日でした。
来年はもっと情報収集して、さらに楽しみたいと思います!
まだ行ったことないみなさんもぜひ、来年参加してみてくださいね。
半僧坊大祭
住所:埼玉県新座市野火止3-1-1
アクセス:JR武蔵野線「新座」駅 徒歩30分
電話番号:0048-477-1242
入山時間:9:00~15:30