いろいろな人と繋がれるレンタルスペース。朝霞台「コトノハコ」

お客としても、提供側としても活用できる場所。

今回ご紹介するのは、人との繋がりを大切にしているレンタルスペース「コトノハコ」です。

2017年に朝霞市にオープンし、ハンドメイド作品の購入やシェアキッチンの利用ができます。

がんばる人の背中をそっと押してくれるような、ほっこりとした雰囲気に包まれたスペースです。

店主の熱い想いから生まれたコトノハコ

朝霞台駅の南口を出て、のんびり歩くこと約7分。

コトノハコがあるのは閑静な住宅街の一角です。

お店のオープンは2017年。

もともと個人事業主をしていた店主は、ひとりで仕事をしていたため孤独感を感じていたそうです。

そこで、「もっといろいろな人と交流したい!」という想いでコトノハコを立ち上げました。

コトノハコという名前は、「事が起こっていく箱」という意味。

箱というのはひとつの棚のスペースのみを指しているわけではなく、お店全体で1つの箱であることを指しています。

いろいろな人が集まり、そこで新たな関係が生まれる場所。
なにか行動を起こすきっかけになること。

だれかの活動の後押しとして役立つことを願って、この名前をつけたそうです。

店内にはハンドメイド作品や手作りお菓子が並びます

お店に入ると、入口正面にはハンドメイド作品が並べられた棚があります。

右手にはレジがあり、左手にはギャラリースペースがありました。

お店の中心には大きなテーブルが2台。

こちらのテーブルで、ワークショップなどを開催しています。

また、お店の奥にある部屋では、クラフトバンドの教室などが開かれます。

このほかにも、コトノハコではコワーキングスペースやシェアキッチンの貸し出しもおこなっています。

シェアキッチンで作ったお菓子は、店内でも販売されていますよ。

さらに、ネットショップを運営している方の住所としても、コトノハコは利用できるそうです。

個性あふれる作品ばかり!見ているだけで1日過ごせそう…

入口正面の大きな棚は、それぞれの作家さんのスペースが集まって1つの箱になっています。

出品している作家さんの人数は、30〜45人ほど。

朝霞市内の方を中心に、近隣地域の方からもハンドメイド品を陳列したいと依頼があるそうです。

ひとつひとつの棚に並ぶ作品は、どれもクオリティが高くて驚かされます。

作家さんのなかには、コトノハコではじめて作品の販売を始め、今ではネットショップが大人気になっている方もいるんだとか。

コトノハコでは20代から60代まで、幅広い年代の作家さんが活動されています。

小さいお子さんがいる主婦の方や、作品づくりで生計を立てている方…。

みなさん本気でモノづくりに励んでいらっしゃいます。

店主もモノづくりの会社に関わっていたこともあり、中途半端は好きじゃないそう。

みずから作家さんにアドバイスをすることもあるそうですよ。

販売されているハンドメイド作品は、どれもオリジナリティあるものばかり。

量産品とはちがった魅力がたっぷりです。

今回わたしが惹かれたのは、石粘土を使ったこちらのブローチです。

このブローチを制作した方は、人気の作家さんなんだとか。

食べ物や動物・郷土玩具などをモチーフにした、ユニークなデザインを70種類以上も制作されています!

どれもかわいすぎて迷いに迷った結果、こちらのひょっとこを購入しました。

いろいろな種類を集めて、トートバッグにたくさんつけても絶対かわいいですよね♡

市を挙げてまちおこし!これからもどんどんにぎやかになりそう♪

朝霞市の行政は「市をよりよくしたい」という思いが強くあるそう。

市内を盛り上げるためにきちんと事業費をかけてくれる、そんな街なんだとか。

なんと、店主の方は朝霞市とも協力してまちづくりをしようと考えているそうです!

今後はさらに朝霞というまちの“ハブ”として、事業を大きくしていただきたいですね♪

訪れるたびに新しい発見ができる、テーマパークのような楽しさがあるコトノハコ。

今後ももっとにぎやかになりそうな、わくわくが止まらない空間です。

みなさんも、ぜひ足を運んでみてくださいね!

コトノハコ
住所:埼玉県朝霞市東弁財3-15-3イースト ミューズ
アクセス:東武東上線・JR武蔵野線「朝霞台駅」南口から徒歩約7分
営業時間:10:00-16:00
電話:048-423-3025
定休日 :日曜日・月曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。