みなさんは志木に隠れ家的カフェがあるのをご存知ですか?
もしかしたら、お店の前を知らず知らずのうちに通っているかもしれませんよ。
今回は、130年の歴史を重ねた建物を利用した、ステキなカフェをご紹介します。
まるで倉庫?いえいえ、実はカフェなんです!
志木駅から新河岸川へ向かって本町通りを進む途中、一本脇道に入ると見えてくる、青色の建物。
レンガの外壁にトタン壁…。
んー…倉庫にしか見えないけれど、ここがカフェって本当かな?
なんて思いつつ進んでいくと、看板を発見!
お店の前には大きな看板はなく、この木の立て看板のみが置かれていました。
こ…ここが入口か…(ドキドキ)。
勇気を出して扉を開けてみると、外観からは想像ができなかった空間がそこには広がっていました!
130年の歴史を重ねた建物をセルフリノベーション!
天井は高く、オシャレな内装。
店内は木を基調としていて、フワッと良い香りがします。
ここは以前、醬油醸造の麹室で130年の歴史を重ねた建物だそう。
天井を見上げてみれば、太い梁が良い味を出しています。
壁のレンガも130年前のものだったら、渋沢栄一の時代とかぶっている…いや、ドンピシャの時代!もしかしたら、ゆかりあるレンガかもしれないとか考えるとちょっと楽しいです(笑)。
このお店は、店主さんが1年かけてセルフリノベーションしたもの。
こんなにガッツリ造られるとは、店主さんはかなりの腕前をお持ちかと思われます。
お店の奥にはハンモックがかけられていたり、アウトドア用のローチェアが置かれていたりと、なんだかグランピングをしているような気分になります。
遊び心があって良いですね。
こちらは大きな木製テーブル。
ゆったり広々くつろげそうです。
本や雑誌などが置かれているコーナーもありますよ。
こんな空間だと、思わず長居したくなっちゃいますね。
こだわりの1杯とともにゆっくりタイム
こんなステキ空間を前に、先に席を選びたくなってしまいますが、お店に入ったらまずはカウンターで注文です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためでしょうか、この日はドリンクのみの提供のようです。
「イズミヤコーヒースタンド」という店名なので、ここはやはりコーヒーをいただきましょう。
それにしてもコーヒー屋さんなのに、とても良心的な価格でちょっと驚きました、
ハンドドリップコーヒーがSサイズ290円。
サイズを上げてもお財布にやさしい価格なため、この日はMサイズを注文しました。
お会計をして、好きな席に腰をかけてできあがりを待ちます。
ガリガリガリという音が聞こえてきましたが、どうやら注文が入ってから豆を挽くスタイルのようです。
その都度、豆を挽くなんてこだわっていらっしゃいますね。
フワ~とコーヒーの香りが広がってきたと思ったら、今度はコポコポコポという音。
じっくり丁寧に淹れてくれているのがわかるので、この時間も楽しみつつ、ゆっくり待つことに。
こちらが「今日のコーヒー」です!
ブラジル産のコーヒーで、マカダミアナッツとブラウンシュガーのような香ばしさを楽しめます。
風味が良く、ゆっくりじっくり味わいたい逸品。
私がお店に来たのは10時30分ごろ。
この時間は他のお客さんがいなくて、店内に流れるラジオを聴きつつ、贅沢なひとり時間を過ごさせていただきました。
座っているのがローチェアだからか、一般的なカフェよりもリラックスできているような気分になりました。
みなさんもぜひ、志木の「イズミヤコーヒースタンド」さんで、ゆっくり思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
イズミヤコーヒースタンド
住所:埼玉県志木市本町1-6-13
アクセス:東武東上線志木東口から徒歩
営業日:月・水・金
営業時間:10時~15時
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。