富士見市にある「山崎公園」は、別名「せせらぎ菖蒲園」として長年地域の方々に親しまれているスポットです。
6月には愛称通り、たくさんの花菖蒲がきれいに咲きます。それだけではなく、季節ごとにいろいろな花が咲き、いつ行っても訪れる人々を楽しませてくれる公園です。
今回は、そんな「山崎公園」の魅力を詳しくご紹介していきます。
富士見市でお散歩をするなら「山崎公園」
山崎公園があるのは、富士見市の水子地区。
東武東上線 鶴瀬駅もしくはみずほ台駅から徒歩約20分と駅からは少し離れた静かな場所です。
どちらの駅からも市内循環バスふれあい号で訪れることもできます。また、駐車場も完備されているので、車での来園も可能です。
土手沿いにあるこの公園は、車の通りが少なく静かで落ち着いた雰囲気が魅力。
ゆっくりと安心して歩けるため、高齢者の方やお子様連れなど、のんびりお散歩を楽しみたい方におすすめの公園です。
大きな広場では子どもたちが元気に遊んでいる姿や、山崎公園の見どころである花菖蒲が楽しめる木道をのんびり散策する人々の姿をみることができます。
お花好きにはたまらない!季節のお花が楽しめる
山崎公園の別名「せせらぎ菖蒲園」という名前の通り、毎年6月には60品種・約5千株の白や薄紫、濃い紫などたくさんの花菖蒲が見ごろを迎えます。

特におすすめなのが、園内に設置された木道「八ツ橋」から見える一面の花菖蒲です。

撮影時期は8月で、すでに花の開花期が過ぎた分けつ・結実期でした。
開花時期の6月には、水辺に浮かぶように咲く花菖蒲を間近に見ることができ、写真撮影にもぴったり。毎年ここの花菖蒲を楽しみにしている方も多く、初めて訪れる方もきっと楽しむことができるはずです。
せせらぎ菖蒲園の魅力は、それだけではありません。

春には河津桜やソメイヨシノが咲き、5月にはポピー、6月にはあじさい、7月にはコスモス、秋には彼岸花や萩など、季節ごとの花々が咲きます。
どの時期に来ても楽しめることも、せせらぎ菖蒲園の魅力です。お花好きの方なら、四季を通じて何度でも訪れたくなることでしょう。
お気に入りの季節を見つけて、ぜひ何度でも足を運んでみてくださいね。
子どもとも楽しめる公園
山崎公園はお花だけではなく、自然豊かで散歩をするだけでも心が癒される場所です。

公園内には小川や徒渉池があり、水遊びやせせらぎの音も楽しめます。夏場は子どもたちの一番の遊び場です。
木道や歩道、ベンチがあるため、散歩やウォーキングにはまさに最適。
木陰のベンチや芝生で読書をしたり、お弁当を食べたり、休んだりして過ごしている方もいます。

大きい広場や砂場もあり、小さなお子さんの遊び場としても人気です。

歩道が整備されているため、足元が不安な方や車いす利用の方でも安心。幅広い世代に優しい造りになっていることも、この公園の魅力のひとつです。
桜の季節は、公園前の土手沿いも見逃せません
公園内のお花に加えて、公園の外にも見どころがあります。

こちらは春に撮影した山崎公園の川沿い。
山崎公園の前を流れる富士見江川沿いの桜並木も魅力のひとつです。約300mにわたって河津桜が土手沿いに並び、毎年3月頃にはきれいな桜が咲きます。
ソメイヨシノよりも少し早く咲くため、「一足早く春を感じられるお花見スポット」としても人気です。
園内ではソメイヨシノが咲くため、長い期間桜を楽しめます。特にこちらは車通りが少なく静かなため、安心して散歩をすることができるのもおススメのポイントです。
富士見市の山崎公園(せせらぎ菖蒲園)は、季節ごとにお花がきれいに咲き、安心して散歩ができる誰もがゆったりと過ごせる場所です。自然の中で過ごすことで、心も体もリフレッシュできること間違いありません。
ぜひご家族やご友人、またはお一人でも気軽に足を運んでみてください。
山崎公園(せせらぎ菖蒲園)
住所:埼玉県富士見市大字水子184番地
アクセス:東武東上線「鶴瀬駅」もしくは東武東上線「みずほ台駅」から徒歩約20分
〈バスの場合〉
・東武東上線「鶴瀬駅」から市内循環バス「ふれあい号」B鶴瀬駅循環左回り「健康増進センター入口」下車後、南東に徒歩約5分
・東武東上線「みずほ台駅」から市内循環バス「ふれあい号」Fみずほ台駅線 「健康増進センター」下車後、南東に徒歩約3分
連絡先:049-251-2711(都市計画課 公園・緑地グループ)
駐車場:あり(22台※うち2台身体障がい者用)
※3月~9月:9:00-19:00 10月~2月:9:00-17:00