朝霞駅から徒歩11分ほどにある「un peu(アンプー)」さんは、自宅ショップの小さな雑貨屋です。
オーナーご自身のライフスタイルに合わせて、土曜のみオープンしています。毎週営業しているわけではないので、自分のスケジュールと合う日を心待ちにしていたのです。
そして、とある11月の日に、やっとお店に行ける!と、わくわくしながら、12時オープンに合わせて向かったのです。既にお子さん連れのご家族がいらっしゃり、楽しそうな声が聞こえてきました。
知らない人同士でも「こんにちは」と自然に挨拶が交わせるような、アットホームな雰囲気のお店です。
オーナーさんお気に入りのセンスのよい雑貨たち
商品の数々は、オーナーさんが、カフェに行ったときに気に入ったカップだったり、雑貨屋巡りしたときに出会ったアイテムなどを、仕入れているとのこと。
実際に、ご自分が使用した物や、使ってみたいと思った物などが取り揃えられています。そのため、一つひとつの品物に、さまざまなエピソードが込められているような印象を受けました。
天井を見上げると、かごやドライフラワーなどがあって、賑やかです。
お花は、ご自宅のお庭に咲いているという、ライスフラワーや、アナベル(あじさいの一種)です。今年のドライはきれいな緑色ですが、昨年以前のものは、アンティーク風のベージュになっていました。摘んでからの年月によって、それぞれ異なる風合いが楽しめるのも、魅力ですね。
また、食器類もさまざまな種類があり、思わず手に取ってみたくなります。
自分の好みのカップで、珈琲や紅茶を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごすのも良いですよね。
他にも、埼玉県ときがわ町に窯を構えていらっしゃるという、『弓立窯』・山本一仁さんによる、深い緑色の食器なども、印象的でした。
店内は季節ごとに模様替え
お店には、すでにクリスマスツリーに綺麗なオーナメントが飾り付けされていました。また、あちこちにいるサンタさんに、思わず笑みがこぼれます。
11月末頃には、フレッシュリースやスワッグなどが入荷し始めるとのことなので、店内がよりにぎやかになるのでしょうね。
また、以前はプレイコーナーにしていたという、お店の一角には、キッズコーナーがあります。
現在は、ぬいぐるみや木製の乳歯入れなど、お子さん用のかわいらしい雑貨が置いてありました。
他にも、ゼンマイ仕掛けのおもちゃがあったり、ワクワクするようなラインナップです。
世界各国の雑貨がたくさん!
店内の商品は、日本製の物も多いですが、ドイツ、イギリス、インドネシア、韓国など、さまざまな国の雑貨があって、見ているだけでも楽しめます。
キッチン用品、食器、ステーショナリーや、ガーデニング用品など、種類も豊富です。
なかには、木製ならではの風合いのある園児用の椅子もあり、一つひとつ見ていたら、あっという間に時間が経っていました。
今回は、アルミおろし皿、木製れんげなど、おもにキッチン製品を購入。
実は、100円ショップで購入したキッチンタイマーの音がけたたましく、他によいものはないかと、探していたところでした。
デザインもよく、ゼンマイ仕掛けで「ジジジ」という、レトロな音が気に入ったので即決です!
他にも、ふきんやアルミ製の洗濯ばさみなど、今回は主に台所用品ばかりのお買い物となってしまいました。
来店される方との交流も楽しみのひとつに
un peu(アンプー)さんは、オープンしてから約15年だそうです。同じころにモノづくりを始めたという、作家のyukariさんが、ちょうどお店に来られていて、お話することができました。
手編みのブローチや、ヘアゴム、小さな靴下のオーナメントは、なんてかわいらしいのでしょう!また、小さなお花のリースや小びんに入ったドライフラワーなどは、とっても繊細で美しい作品ばかりです。
実は、陽が落ちてから再びお店に行ってみたのですが、昼間とは異なる雰囲気が、またステキでした。
朝霞駅の東口方面は、畑が多くて静かな場所です。暗い夜道に、ぽっと明かりが点いていると、ほっとします。
店名の「un peu(アンプー)」とは、フランス語で『少し』という意味だそうです。
オーナーさんからは「お店にちょっと立ち寄ってもらえたり、おしゃべりをしにきてくれたらうれしいです」と、とても優しい笑顔でお話してくださいました。
好きな物を少しづつ、日々の暮らしに寄り添うような、お気に入りの雑貨がみつかりますように…。
来店される前に、公式のInstagramで営業日をチェックしてくださいね!
up peu
住所:埼玉県朝霞市根岸台5-19-9
アクセス:東武東上線「朝霞駅」東口から徒歩約11分
TEL:なし
営業日・時間:土曜日のみ 12:00-18:00