さまざまな文房具が並んでいる光景は、子どもでも大人でもワクワクしますよね。
小さい頃から文房具が大好きな私は、いつ見てもそんな光景に心が躍ってしまいます。
今回はそんな文房具たちがずらりと並ぶ、「加山文具店」をご紹介します。
小学校生活の思い出となる文具店
「加山文具店」は小学校の目の前にあり、小学生や中学生に大人気の文具店です。
ちょうど入学シーズン前だったので、店内には新入学生のために準備された学用品が揃えられていました。
帽子や体操服などは、新しく入学を控える子どもたちにとって、これから始まる新生活をより楽しみにさせてくれるグッズですよね。
学校指定のはちまきや彫刻刀・書初め用品なども取り揃えており、地域に根差した文具店であることがうかがえます。
その他にも学校生活を送る上で欠かせない鉛筆や消しゴム、ノート等が子どもたちにも見やすいよう1つのスペースにまとめて陳列されていました。
消しゴムはお団子の形のものや鍵盤ハーモニカの形のものなど、さまざまな形・色のものが並べられていて、どれを買おうかとワクワクしながら選ぶ子どもたちの様子が目に浮かびます。
学用品だけでなく、生活する上で必要となるものも幅広く取り揃えられていました。
大小さまざまなサイズの封筒や便せん、ファイルやシャチハタなど幅広い文房具が揃っており、地域の方が必要となった時に頼れる文具店です。
温かみのある店主のお人柄
お店の中に入ると、奥から優しそうな店主の方が出てきてくれました。
私はたくさん並ぶ文房具に目を奪われ、夢中になって商品を見ていましたが、店主の方はその間も無理に話しかけたりすることなく穏やかな空気が店内に流れていました。
お話を伺うと、今年で54年目になる文具店だそうです。
「もう半世紀以上も続いているんだよ」とうれしそうに目を細めてお話されていました。
来てくれる子どもたちや、地域の方への感謝を話されており、店主の方の温かさに触れることができました。
お店の中には店主の温かい心遣いが随所に感じられました。
近隣の中学校の指定のサイズのノートが用意されており、その棚には中学校の名前の下に数学用・社会用と書かれたタグが貼られています。
さまざまな商品がネットで買える時代ですが、このような気遣いはお店に足を運んだからこそ感じることのできる優しさだと感動しました。
昔なつかしい駄菓子がずらりと並ぶ
「加山文具店」では、駄菓子コーナーが設置されており、見覚えのある懐かしい駄菓子がずらっと並んでいました。
昔から変わらないデザインの駄菓子は、見るだけで友達との楽しい記憶がよみがえり、小学生時代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えました。
子どもたちが買いやすいよう1つ1つの棚に駄菓子の名前と値段が記載されたシールが貼られています。
お小遣いで足りるかな・・・とドキドキしながら考えて買い物するのも、小学生ならではの経験ですよね。
今回は和光市南1丁目にある文具店をご紹介しました。
長く地域の人に愛される「加山文具店」は、温かい雰囲気に包まれ、また足を運びたくなる。そんな文具店でした。
ぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。
加山文具店
住所:埼玉県和光市南1-7-25
アクセス:東京メトロ副都心線「成増駅」より徒歩23分
東武東上線「成増駅」より徒歩約26分
TEL:048-461-9959
営業時間:10:00-19:30