幅広い年齢層が集い、楽しさが広がる志木市の「深町児童公園」

肌寒い日が増える中、時折夏のような暖かい日も垣間見えるこの季節。ありがたいことに雨の日が少なく、子どもたちにとってはまだまだ外で楽しく遊べる日が続いています。

10月下旬、寒さが増し外で遊ぶ機会が減っていくこの時期に、息子たちと一緒に普段行かないエリアの公園を訪れました。穏やかな時間を過ごせたので、その魅力をみなさんにも紹介したいと思います。

そこは爽やかな木々と住宅街に守られているかのような雰囲気の場所

訪れたのは、せせらぎの小径を北上した先にある公園、深町児童公園です。
大型マンションの前に位置しており、公園に入る前の直線道路は広く整備され、見晴らしも良い感じですね。

歩道は所々にペイントもされており美しく、道路脇にはベンチが点在し、そこでは楽しく語り合うお年寄りたちの姿がありました。

専用の駐車場は見当たりませんでしたが、公園の入り口左側には自転車置き場がありました。

近隣情報として補足すると、公園をさらに北上した突き当たりにファミリーマートがありました。近くにコンビニがあることは、家族で出かけた際、小腹が空いた時はもちろん、怪我をした時などの緊急時に便利ですよね。
公園での遊びあるあるに遭遇するパパママを筆頭に、近くにあると知っているだけでも頼りになる存在です。

独立した遊具に、活気とにぎわいがもたらす魅力

さて、自転車を停めてさっそく公園内へ。
息子たちは元気に2方向へダッシュ!私はというと、想像より広いその空間に驚きました。

公園内にはベンチが5箇所に配置されています。週末ということもあるからなのか、既に老若男女が何人か遊んでいました。息子たちが遊具で夢中になっている間、私も遊びに加わりつつ公園内を観察することにしました。

入ってすぐ手前には水飲み場があり、右側には市内で活躍中のシェアサイクル「ダイチャリ」が列を成しています。
その近くには、誰でも利用できるトイレも備えられています。この部分は他の公園と変わりありませんね。

水飲み場付近には柱時計が立っていたので、普段ここで遊ぶ子どもたちも時間に迷うことはなさそうです。

そして、気になる遊具はと言うと…公園奥には3段の鉄棒、1方向のすべり台、そして4脚のブランコが並んでいました。

ブランコは私たちが訪れた時から、中央2脚が高くなっているようでした。
鎖が絡まっているからでしょうか?

小学生くらいのお友だちは何ともない顔で、その高いブランコに腰掛けて揺らし楽しんでいましたが、我が家の長男は、初めての高さに少し怖じけている模様。それも束の間、すぐ笑顔で大きく揺らし同じように楽しむ姿がありました。

一方次男は、その様子を羨望の眼差しで眺めていましたが、次男のように小学生未満の小さい子どもたちには少し難しいかもしれませんね。

少し目を外し、公園左側に向けると2つのスプリング遊具、スクエア型のお砂場、背の低い幅のあるすべり台が設けられていました。

こちらはよちよち歩きの赤ちゃんでも、サポートありで遊べそうです。お砂場でも、スコップ片手に小さなお友だちが何人か遊んでいましたよ。

ふと敷地外にも遊具があることに気づき、近づいてみたのですが…深町児童公園に隣接しているこのエリアは私有地のため、マンション関係者以外は立ち入り禁止エリアのようでした。

ジャングルジムとその奥のすべり台にも黄色のテープが巻かれており、遊べそうにはありません。

それから付近のフェンスに防犯カメラ設置有りの看板を見つけました。

さすが志木市!いつ当事者になるか分からない世の中ですが、少なくとも防犯カメラはある、と対策徹底がなされている文言に、改めて安心できる地域だと実感しました。

この公園には複合遊具はありませんが、シンプルながら子どもたちにとって魅力的な遊び場が広がっていました。公園内にはベンチも多く、親子や友達同士が楽しく過ごすこともできます。

またコンビニも近くにあり、必要なものがあればすぐに手に入ります。マンションや住宅が立ち並ぶ場所にあるため、これからの寒い季節でも、近所のご家族やお友だちみんなが温かく楽しいひと時を共有できるのだろうなと感じました。

たまには普段訪れないエリアの公園に足を運ぶのも、新しい発見や楽しみが広がる良い機会となるのではないでしょうか。ぜひ、みなさんも足を運んでみてください♪

深町児童公園
住所: 埼玉県志木市上宗岡4-6
アクセス:東武東上線「志木駅」から国際興業バス「上宗岡二丁目」より徒歩約5分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。