小さい子どもがいると、晴れの日の公園遊びはマスト!
しかし、毎日同じ公園だと飽きてしまいます。気分転換にも、少し足を伸ばして違う公園に遊びに行くのは親にとっても子にとっても新たな発見があるから楽しいですよね。
今回は私が子どもと一緒に散策して見つけた、和光市の新倉地区にある公園をご紹介します。
知る人ぞ知る公園誕生エピソード!
和光市新倉地区に2018年に開園した「上谷津公園」。初めて行った時に、整備が行き届いた綺麗な公園だなという印象がありました。
今回改めてどんな公園なのか調べたところ、なんと上谷津公園は、市と市民が力を合わせて作った公園だったことが分かりました。
以前は「上谷津児童遊園地」という名の公園があったようですが、そちらが閉園となってしまい、新倉1丁目辺りに公園が無くなってしまったそうです。
住宅も年々増えていき、小さい子どもを遊ばせる公園が欲しいという市民の声が大きくなった事を受けて、市の主導で市民参加型の公園づくり「ワークショップ」が開催され、公園の検討が進みました。
なんとも素敵なエピソード!
【身体いっぱいに遊べる遊具の数々】
さて、気になる公園の遊具ですが、木製のアスレチック遊具をはじめ、2連のブランコやお砂場まで幅広い年齢に対応した遊び場となっています。
また、小高い土の丘もあるので、上まで登れば公園中を見渡せます。坂が少し急で滑りやすいので、小さい子は大人が手を引いてあげた方がいいです。
木製のアスレチックは2種類あって、1つはロープでぶら下がった丸太の上を渡っていく「流木渡り」、もう1つはロープを手で掴んで登っていく「三角山越え」です。どちらの遊具も対象年齢は6歳から12歳となっています。この日も、小学生くらいの男の子が元気に三角山に登って遊んでいました。
園内はペットが入れないのと、ボール遊びもNGとなっているので、小さい子でも安心してのびのびと遊ばせてあげられます。
多目的トイレや手洗い場など設備もバッチリ!
気になる設備ですが、園内には多目的トイレが設置されています。トイレがあるか無いかで遊べる時間が変わってくるので、あると本当に助かりますよね。また、オムツ交換台もあるので、赤ちゃん連れでも安心して長時間遊ぶことが出きます。
また、手洗い場もトイレの側に設置されていて、飲み水用の蛇口が1つと、手洗い用の蛇口が上と下の2か所に付いています。下の蛇口には石鹸も付いているので、お砂場遊びで汚れた手をその場で綺麗にできます。
所々にベンチが設置されており、公園の中央には屋根付きの休憩場所もあります。
夏の暑い日は日除けになる場所欲しいですよね。ただ、少し小さいので譲り合い精神が大事かなと思います。
さらに、公園がシェアサイクリングステーションになっているため、駅などからシェアサイクリングを利用して遊びに来られるので、とても便利です。
公園周辺を散策しても楽しい
和光市に流れている川といえば白子川が有名ですが、公園の脇を流れている「越戸川(こえどがわ)」は水辺再生が行われ清流が復活したりと、整備されていて透明度が高くとても綺麗な川です。
公園からは階段を降りればすぐ川に出られるので、川辺を散策するのも気持ち良いです。
決して大きい川ではないのですが、少し歩いた先に「越戸川ふれあいゾーン」と言って、川に入って遊べる場所があります。夏場は上谷津公園で遊んで、暑くなったら川辺に移動して遊んでも楽しそうですね。
また、公園の正面出入り口から真正面の階段を登れば左手側に、「どんぐりの小径」という遊歩道があります。遊歩道は短いですが、周りが木で覆われているので、木陰になっており天気がいい日はとても気持ち良くお散歩出来ます。
そんな自然に囲まれた上谷津公園に、ぜひ遊びに行ってみてください。
上谷津公園
住所:埼玉県和光市新倉1丁目28
アクセス:東武東上線和光市駅北口から徒歩14分