圧倒的うまさ…！志木「ろびん」の名物たろーめん

エリア＆駅	埼玉県志木市本町東武東上線志木駅
カテゴリー	グルメラーメン

志木駅東口から1kmほど本町通りを進むと出会う「たろーめん」の字。
いつも気になっていたのですが、ついに行ってみました！

名物が「たろーめん」であって、お店の名前はドアに書いてある「ろびん」さんらしいですね…。たろーめんの字のインパクトに、ずっとやられていました。

懐かしさを感じるカウンターのみのお店

中に入ると、10数席のカウンターだけの小さなお店。お会計も席でカウンター越しという懐かしいスタイル。

入ってすぐの席に座りましたが、アルコールスプレーについたてで感染対策にも気を配っています。

横を見ると、中華屋名物のテレビ。こういうお店は本当、甲子園が似合います！
漫画でぎっしりの本棚もうれしいんですよね！

メニューはこちら。普通のラーメンもあるようですが、やはりここは名物の「たろーめん」でしょう！デフォルトで小ライスがついているようです。なのに650円って、安すぎない！？

他のお客さんもいらっしゃる都合上、あまり大手を振って写真を撮ることはできなかったのですが、お店の奥はこんな感じで、L字型のカウンターです。
奥にいらっしゃる方は、駐車場でも遭遇。11時の開店と同時に車を降りて行かれたので（私は停める場所に迷って遅れをとりました）、かなりの常連＆ファンと見ました！

漫画のラインナップは、ラーメン屋名物少年漫画ラッシュ！『ナナマルサンバツ』があるのが渋いですね！『GTO』と迷ったけれど、クイズ漫画をチョイス♪
大きなメニュー看板よりも漫画が気になってしまいます…。

とろとろの餡と麺が絡まり絶品の「たろーめん」

ひとり、開店直後のラーメン屋さんで漫画を読みつつラーメンを待つ…なんて贅沢な時間！うっとりと堪能していたら、

お待たせしました！着丼です！

おぉー…これがたろーめん。キャベツににんじん、もやしにきくらげ、たけのこに青菜に豚肉。具材たっぷりの、少し酸味と辛味のある醤油味の餡がこれまたたっぷりとかかった細麺。おいしそう！
なにより驚いたのが、ふわふわの卵白のメレンゲがのっています。こんな昔ながらのお店でこんなおしゃれなトッピングが…！

一口食べると…うまい。うますぎる。

本っ当に、うますぎる！一般的なサンラータン麺よりも酸味も辛味もずっとマイルドで優しい。でも普通のあんかけラーメンよりもパンチがきいてる。
優しいのに、がっつり感もパンチもあって、とにかく絶妙なんです！
なるほど、これはラーメンでもサンラータン麺でもなくて、唯一無二の「たろーめん」だわ…！

紅葉と、桜と梅の形のにんじんにも心躍りました！
箸でつまめる固さは残っているけど、やわらかくしっかり火が通っているんです。
こういう気遣い、とってもうれしいですよね。

また、このメレンゲが！
上の方はふわふわ、下は熱々の餡に温められて少し固まってきていて、それがまたすっごくおいしい！うっとりしちゃいました。この餡には、味玉なんかがのっているよりこっちの方が断然いい！

本当、暑苦しい食レポですが、おいしいんです！
食べている間、ずっと頭の中は「おいしい…おいしいよ…うまい…うまぁ…」って言葉がはじけまくっていました。

細やかな気遣い、この絶妙な味やトッピングのセンス。このお店、他のものも絶対おいしい。
食べたかったなぁ…。そもそもダイエット中だから間食は避けようかと思っていたのに箸もレンゲもスピード緩まず、ご飯にまで手を出しちゃうおいしさ…。

と思ったら、私は見ました。

誰かの頼んだチャーハンを…！
見えますかね？これ、チャーハンの上に、とろとろふわふわな玉子がのっています…。
オムライスか！って要領で。食べたい。食べた過ぎる。でもさすがに無理。

本気で追加注文を考えるレベルでしたが、さすがに食べきれず残してしまうので断念。今度食べよう。でもここにきたら絶対たろーめん食べちゃう。どうしたらいいの！

興奮がだだ漏れのレポートかもしれませんが、すごい感動でした。
テレビ取材が殺到してもいいんじゃないかと思うくらい。
10倍払ってもいいくらいの満足感と満腹感を抱えて、650円を払ってお店を出ました。
「なんでたろーめんって名前なんですか？」と聞きたかったのですが、コロナ禍であまりお喋りするのも気がひけて、聞けませんでした…。