知る人ぞ知る新座の超デカ盛り武蔵野うどんの名店「くに一」

最近、埼玉県内にも讃岐うどんのチェーン店が進出してきたり、あるいは県内でお馴染みのうどん屋さんもありますが、埼玉県南部のご当地うどんである「武蔵野うどん」をおいしく食べられるお店はそう多くありません。

こちらでは、あまりメディアには出てこないけれども地元の人には有名な「くに一」さんを紹介します。

実際、お店のはす向かいには有名な讃岐うどんのチェーン店があるにも関わらず、「くに一」さんの駐車場には所沢ナンバーの車ばかりが駐車しており、また店内には近隣に努める作業着や制服姿のお客さんが多数いることから、地元で愛されているお店であることが分かります。

また、フレンドリーにいろいろなお客さんと店員さんが話していることからも、常連さんが多いお店だという様子。

実際私も一度いってその味と量の多さから、満足感と満腹感の両方を得られるお店として、ハマっています。

迷ったら肉つゆもりうどん

店内はカウンター10席ほど、4名掛けテーブル一つで、メニューはすべて壁に書かれています。もりうどん系とかけうどん系に分かれますが、店内ではみなさんほとんどもりうどん系を選ばれているようです。

中でも人気なのが、「肉つけもりうどん」で、特に男性に好まれています。

また、ホワイトボードにその日揚げてある天ぷらの種類が書かれており、もりうどんに天ぷらをトッピングされる方も多いようです。

注文と共に先にお会計を済ませ、茹で時間が長いので気長に待ちましょう。

とにかく量が多い!

こちらは「肉つけうどん」の小で、温かいつけ汁。麺のグラム数は分かりませんが、肌感覚として小でも二人前くらいの量があります。

小食の方は小の下に「小々」があるので、そちらにするのがおすすめ。逆に「中」だと三人前くらいはあります。「大」を頼んだ方はいなかったので量は確認できませんが、五人前くらいになりそうです。

麺は茶色がかっていて太いうえコシが強く、噛み応えバツグン!出汁は醤油ベースでほのかに甘みがあり、つけ汁と茹で豚との相性もバッチリ!

うどんの噛み応えと豚肉の弾力、二つの食感が楽しめます。また付け合わせのネギとキャベツをつけ汁に加えると、良いアクセントになります。

初めての方はサイズ感が分からず、量の多さから残されてしまうことも多いそうですが、その場合は持ち帰り用のビニール袋を用意してくれるので安心です。

家庭でも楽しめる

また、「くに一」さんではテイクアウトもしております。こちらは生うどん1kgとつゆ1リットル。直接お店に伺って購入することも可能ですが、店内が込み合っている場合が多いので、事前に電話で予約するとスムーズに購入することができます。

生うどん1kgで、3~4人分くらいの量になります。茹で時間は7~8分がベスト。つゆはお店で使っているものとまったく同じで、希釈する必要はありません。冷たい状態でペットボトルに入れて渡してくれます。

金・土の昼のみ営業

かつては週5日営業していましたが、人手不足などの問題があるようで、現在は金・土の昼のみの営業となってしまいました。また、金・土でも営業していない可能性もあるので、事前に営業しているかの確認をしてから伺うのがよいでしょう。

また店内はワンオペで営業している可能性もあるので、時間に余裕がある時の方がベターです。

こういった状況でも足しげく通う常連さんが多いのは、その味と量で満足させてくれるからです。本物の武蔵野うどんをお腹いっぱい味わいたい方は、是非一度「くに一」さんに行ってみてください!

くに一
住所:埼玉県新座市野火止3-15-17
交通:JR武蔵野線新座駅より徒歩約20分
電話番号:048-477-3150
営業日:金・土 11:00~15:00(不定期のため、要電話確認)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。