埼玉から東京の多摩地域で昔から愛されている郷土料理「武蔵野うどん」。みなさんはどんなイメージを持っていますか?
私は正直、「太くてゴワゴワしていて、ちょっと硬いかな?」なんて思っていました。昔はこの辺りでうどんが打てないと嫁に行けないなんて言われていたくらいで、長年朝霞に住んでいますが、私の祖母も節目になる季節にはうどんを打っていた記憶があります。
でも!朝霞駅東口のすぐ近くにある「武蔵野うどん蔵内(くらうち)」さんに行ったら、そんな私のイメージがガラッと変わっちゃったんです。
昔ながらのコシは残しつつ、なんだかすごく洗練された進化系のうどんだったんです。

今回は、私がお店でびっくりした体験をレポートしますね。
まず驚き!「白」か「黒」か、かえしが選べるんです

お店は朝霞駅の東口を出て、ロータリーを抜けたらすぐ!体感で10秒くらいで着いちゃいます。方向音痴な私でも迷わず行けました(笑)。
店内は木目調で統一されており、とても落ち着いた雰囲気です。

注文は、お店に入ってすぐにある自動券売機で注文します。

メインメニューの肉汁うどんはおつゆのベースを白か黒から選べます。うどん屋さんでかえしを選べるなんて珍しいですよね。
白:明治29年(1896年)創業!福岡県の木桶で作られた、お出汁の味が引き立つお醤油を使用。
黒:寛政7年(1795年)創業!兵庫県の、コクと旨味がしっかりしたお醤油を使用。
江戸時代や明治時代から続く醤油蔵のものを使っているなんて、なんだか歴史のロマンを感じます。うどんを食べるだけなのに、こんな贅沢な選択ができるなんて食べる前からドキドキしました。

食感が不思議!「ワシワシ」なのに「チュルチュル」?
今回は、お出汁の味が引き立つお醤油を使用した、肉汁うどんの白(880円)並盛とごぼう天(150円)を注文しました。

武蔵野うどんって、すするというよりワシワシとよく噛んで食べるイメージがありました。でも蔵内さんの麺は、ちょっと違うんです。
麺には全粒粉がブレンドされていて、すごくいい香りがします。食べてみると、武蔵野うどんらしいしっかりしたワシワシした噛みごたえはあるのに、表面がつやっつやで「チュルチュル〜!」っと滑らかに喉を通っていきます。

「えっ、こんなにツルツルな武蔵野うどんがあるの!?」って、本当にびっくり。すごく食べやすくて、どんどんお箸が進みました。
食べ終わったあとのお楽しみ
食べ終わった後はカウンター卓上のポットにある二番出汁を湯呑にいれて、残ったおつゆを割って飲むのがおすすめです。

丁寧にとられたお出汁の香りがふわっと広がって、最後の一滴まで大満足。これで私の蔵内体験は完璧に締めくくられました。

器がステキ!店主さんの熱意が詰まった沖縄の器
おいしいのはうどんだけじゃありません。うどんが盛られている器も、すっごくステキなんです。
実はこれ、店主さんが沖縄のお蕎麦屋さんで一目惚れした金城陶器(やちむん)というものだそう。力強くてぽってりした厚みのある器に、つやつやのうどんがのっていると、それだけで「わぁっ」と声が出ちゃうくらいキレイです。目でも楽しめるってうれしいポイントですよね。

朝霞の「武蔵野うどん蔵内(くらうち)」さんは、昔ながらの武蔵野うどんを大切にしながら、お醤油にこだわったり、新しい味に挑戦したりと、ワクワクする工夫がいっぱいのお店でした。
「武蔵野うどんは硬くてちょっと苦手かも……」なんて思っている方にこそ、ぜひ食べてみてほしいです!きっと私みたいに、うどんの概念がガラッと変わると思いますよ。
駅からもすぐなので、朝霞にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね!
武蔵野うどん蔵内(くらうち)
住所:埼玉県朝霞市仲町1-1-21
アクセス:東武東上線「朝霞駅」東口から徒歩約1分
TEL:048-423-0344
営業時間:11:00-15:00 17:00-21:00
定休日:月曜日
席数:27席 (カウンター7席、テーブル12席、個室8席)
駐車場:なし (目の前にコインパーキングあり)


















